「もうこれ以上、荷物を増やせません」——3人目が生まれてから、そう感じる場面が増えていませんか。抱っこ紐と2人乗りベビーカーの組み合わせに、そろそろ限界を感じているママも多いはずです。
里帰りの道のりで両手がふさがったり、乗り換えの改札で立ち往生したりすることもありますよね。2人目の妊娠中から、3人でのお出かけをどう乗り切るか悩んでいた方もいるはずです。
3人が同時に座れるベビーカーは、日本ではほとんど流通していません。それでも、2人乗りベビーカーの組み合わせ方を工夫すれば、3人分の移動は十分にまかなえます。
この記事でわかること
- 3人が同時に座れるベビーカーが少ない理由と、日本で選べる3つの構成タイプ
- 構成タイプごとの実額の目安と、向いているご家庭の状況
- サイズ・通り道・買うか借りるかで迷ったときの決め方
- 借りる前に確かめておきたい安全のポイントと、レンタルの流れ
3人での移動は3つの構成タイプで決まります

「3人乗り ベビーカー」と検索しても、3つの座席が並ぶ商品はほとんど見つかりません。国内の歩道や改札、エレベーターの間口が、3座席分の車体を想定していないためです。
車体が大きくなるほど、重心とフレームへの負担も増えます。対象となるご家庭の規模も限られるため、量販店の在庫としては扱いにくいのが実情です。
そのため日本では、2人乗りベビーカーに抱っこ紐や徒歩・立ち乗りを組み合わせる形が主流になっています。どの組み合わせが合うかは、お子さまの年齢構成で変わります。
双子や年子で下のお子さまが0歳のご家庭と、上のお子さまだけが自分で歩けるご家庭とでは、向く組み合わせが変わります。ご家庭の状況を思い浮かべながら、次の表を見比べてみましょう。
| 構成タイプ | 向くご家庭の状況 | 実額の目安 | 決め手 |
|---|---|---|---|
| 2人乗り+抱っこ紐 | いちばん下のお子さまがまだ抱っこ紐で運べる月齢 | 30日間 5,830円〜(2026年9月時点) | 出費を抑えつつ3人分の移動をまとめられる |
| 2人乗り+上の子が歩く | 上のお子さまが自分の足でしっかり歩ける | 30日間 6,160円〜(2026年9月時点) | 車体はそのまま、歩幅に合わせて休憩を挟める |
| 2人乗り+立ち乗り併用 | 上のお子さまが2歳半以降で立ち乗りに慣れている | 30日間 9,130円〜(2026年9月時点) | 買い替えずに3人分の移動をまかなえる |
表の実額は目安です。向いている組み合わせは、お子さまの年齢構成によって変わってきます。
次の章では、それぞれのタイプに合う商品を具体的にご紹介します。
💡 豆知識: ベビーカーマークのある場所を選ぶと移動が楽になる
国土交通省は、ベビーカー使用者が安心して利用できるエレベーターや鉄道・バスの車両スペースなどをベビーカーマークで示していると案内しています。大きめの車体でも、マークのある経路を選べば移動しやすくなります。出典: 国土交通省「ベビーカーマークについてのお知らせ」(2026年9月確認)
タイプ別に見る3人乗りベビーカー3点

ここからは、3つの構成タイプに対応する商品を3点ご紹介します。在庫状況は随時変わるため、最新は商品ページでご確認ください。
抱っこ紐と組み合わせやすい方におすすめ
アミティエF(ネビオ)
下のふたりを2人乗りベビーカーに乗せ、いちばん下のお子さまを抱っこ紐でカバーする組み合わせに向く1台です。
- レンタル料金(税込) :30日間 5,830円(2026年9月時点)
- 特徴 :下のふたりをまとめて乗せられる2人乗りベビーカーです
- 対象月齢/タイプ :二人乗り/双子用ベビーカー(対象月齢は商品ページでご確認ください)
通路や改札の幅が気になる方におすすめ
カブース S(ジュービー)
上のお子さまが歩ける年齢なら、下のふたりを乗せて手をつなぎ、歩き疲れたときだけ抱っこに切り替える使い方に向きます。
- レンタル料金(税込) :30日間 6,160円(2026年9月時点)
- 特徴 :日常のお出かけで扱いやすい2人乗りベビーカーです
- 対象月齢/タイプ :二人乗り・双子用ベビーカー(対象月齢は商品ページでご確認ください)
双子や年子でベビーカーそのものを選び直す方は、双子のベビーカーレンタルの選び方もあわせてご覧ください。
上の子が立ち乗りできる年齢の方におすすめ
ツーシーター ネクスト(カトージ)
上のお子さまが2歳半を過ぎて立ち乗りに慣れてきたら、2人乗りベビーカーの後方に立たせて3人分をまかなう使い方もできます。
- レンタル料金(税込) :30日間 9,130円(2026年9月時点)
- 特徴 :立ち乗りとの併用がしやすい2人乗りベビーカーです
- 対象月齢/タイプ :二人乗り・双子用ベビーカー(対象月齢は商品ページでご確認ください)
サイズと通り道で迷ったときの決め方

2人乗りベビーカーは、車体によって横幅と全長の配分が違います。どちらを優先するかで、選ぶべき商品が変わります。
対象年齢と体重はお子さまの実測値で確認する
カタログの数字は平均値ではなく上限です。母子手帳や体重計の実測値を、商品ページのスペック欄と照らし合わせてください。
上限に近い体格で使うと、車体の安定性が落ちてしまいます。数値は、乗せるお子さま本人の実測値で確認しましょう。
とくに双子や年子で体格が近い場合は、それぞれの実測値を分けて確認しておくと安心です。
横幅と全長を通り道に照らす
通れるかどうかが気になるのは、玄関やエレベーター、スーパーの通路、駅の改札です。よく通る場所の幅を測っておくと、「たぶん通る」で選んで後悔することがなくなります。
2人乗りベビーカーは、横に広いタイプと縦に長いタイプに分かれます。通り道の狭い場所が多いご家庭ほど、事前確認が欠かせません。
集合住宅でベビーカー置き場が決まっている場合は、置き場の奥行きも測っておくと安心です。
押し心地と折りたたみやすさ
2人分、3人分の体重が乗った車体は、想像よりずっと重くなります。車に積む機会が多いご家庭は、折りたたんだときの寸法と重さも忘れずに確認しましょう。
エレベーターやタクシーを使う機会が多いご家庭は、たたんだ状態のサイズも合わせて見ておきましょう。
買うか借りるかの分かれ目

2人乗りベビーカーが活躍する時期は、はっきり区切られています。上のお子さまが自分の足で歩き通せるようになれば出番は終わり、下のお子さまが大きくなれば座席の条件からも外れていきます。
実際に使うのは1年から2年ほど、というご家庭が多いところです。たとえばアミティエF(ネビオ)は90日間8,470円です(2026年9月時点)。
ツーシーター ネクスト(カトージ)は90日間13,310円です(2026年9月時点)。
比べるときは、購入価格とレンタル料金を並べるのではなく、支払う総額で見るのがコツです。実際に支払う金額は、カート画面で確かめられます。
何か月使うのかを先に決めておくと、比較がぐっと簡単になりますよね。帰省や行事など、使う時期がはっきりしているご家庭ほど、レンタルとの相性がよくなります。
どこまで借りて、どこから買うかを整理したい方は、ベビー用品レンタルのおすすめも参考にしてみてください。
借りる前に確かめておきたい安全と寸法

立ち乗りを組み合わせる場合は、座席とは別の注意が必要です。メーカーが示す条件と、使い方の基本を押さえておきましょう。
立ち乗りは「自分で立てるか」が目安
立ち乗りの前提は、バランス感覚が育っていて、自分で立って手すりをつかんでいられることです。各社が2歳半ごろからとしているのは、この条件を満たす時期の目安だからです。
その日の体調や機嫌でも、乗れる・乗れないは変わります。眠そうなときは、抱っこに切り替えてくださいね。
走行中は後ろを振り返る習慣を
立ち乗りのお子さまは保護者の視界に入りにくく、体が外へはみ出していても気づきにくいものです。押しながら時々後ろを見る、手すりから手を離していないか声をかけましょう。
この2つを習慣にするだけで、危ない場面はかなり減ります。
とくに人混みでは、立ち乗りの子の位置を意識しながらゆっくり進みましょう。
段差と坂道は速度を落とす
段差を越えるときに、車体が引っかかることがあります。下り坂で車体が押し戻されると、立っている子はバランスを崩しやすくなります。
段差の手前と坂道では速度を落とし、いちど止まってから越えるようにしましょう。荷物は座席側かカゴへ載せ、後方にかけないようにしてください。
エレベーターに乗せるときも、扉が閉まる前に体がはみ出していないか確認しましょう。
💡 豆知識: 抱っこ紐と2人乗りの併用時間を決めておく
いちばん下のお子さまをずっと抱っこ紐に乗せていると、押す人の腰や肩への負担が大きくなります。休憩できるベンチや授乳室の場所を事前に調べておくと、外出そのものが軽くなります。
レンタルの流れ

申し込みから返却までの流れをまとめました。仕様の細かい部分は、商品ページとカート画面でご確認いただくのが確実です。
申込みから受け取りまで
商品ページで期間を選んで申し込むと、指定した住所に届きます。発送日や送料の扱いは、ご注文手続きの画面でご確認ください。
なお、沖縄県・離島・国外へは配送できません。
延長したいとき
使う期間を延ばしたいときは、延長注文で対応できます。延長注文には追加の送料がかかりません。
ただし、いったん申し込むとキャンセルはできないため、延ばすかどうかは期限の少し前に決めておくと安心です。
返却するとき
届いたときの箱に詰め直して返送します。返却の手順は、商品ページとカート画面でご確認ください。
同梱の伝票の有無や送料の扱いは、注文時の案内であわせてご確認ください。
💡 豆知識: 箱と緩衝材は返却日まで保管しておく
商品到着時の箱と緩衝材を早めに処分してしまうと、返却時にご自身で梱包材を用意することになります。たたんで玄関の隅に置いておくと安心です。
気に入ったらそのまま購入もできる
使ってみて気に入った商品は、差額を支払うことでそのまま購入できます。借りて試してから決められるのは、はじめての2人乗りベビーカー選びでは心強いポイントです。
3人乗りベビーカーのよくある質問
ここまでの内容と合わせて、よく寄せられる質問にお答えします。
3人が同時に座れるベビーカーはレンタルできますか?
3つの座席を備えた商品は、日本でほとんど流通していないため、レンタルでも見つけにくいのが実情です。現実的な選択肢になるのは、2人乗りベビーカーに抱っこ紐や徒歩・立ち乗りを組み合わせる方法です。
2人乗りベビーカーだけで3人を乗せることはできますか?
2人乗りベビーカー単体で、3人を同時に乗せることはできません。いちばん下のお子さまを抱っこ紐にする、上のお子さまに歩いてもらう、立ち乗りを組み合わせるといった工夫が必要です。
上の子は何歳から立ち乗りできますか?
目安は2歳半ごろからです。年齢そのものよりも、自分で立って手すりをつかんでいられるかどうかが条件になります。
レンタルはどのくらいの期間から借りられますか?
借りられる期間の単位は商品によって異なり、商品ページに記載があります。上のお子さまが歩き通せるようになるまでの数か月だけ、といった使い方に合わせて選べます。
返却するときはどうすればいいですか?
届いたときの箱に詰め直して返送します。返却の手順と送料の扱いは、申し込み前に商品ページとカート画面でご確認ください。
気に入った商品はそのまま購入できますか?
はい、差額を支払うことで購入に切り替えられます。まずはレンタルで使い勝手を試してから、購入を検討する方法もありますよ。
3人乗りベビーカーのまとめ
3人が同時に座れるベビーカーは、日本ではほとんど流通していません。通り道の幅や車体への負担、対象となるご家庭の規模といった事情が重なっているためです。
代わりになるのが、2人乗りベビーカーに抱っこ紐・徒歩・立ち乗りのいずれかを組み合わせる方法です。どの組み合わせが合うかは、いちばん下のお子さまの月齢と、上のお子さまが歩けるかどうかで決まりますよね。
サイズと通り道、押し心地と折りたたみやすさを見比べれば、大きな失敗は避けられます。立ち乗りを使うときは、自分で立って手すりをつかめる年齢かどうかを目安に、段差と坂道では速度を落としてください。
レンタルという選択肢を知っておくだけでも、外出への心理的なハードルは下がります。
使う時期が1年から2年に限られるからこそ、借りて済ませるという道もあります。まずは短い期間から試してみてくださいね。


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