「退院のときからチャイルドシートは必要?」「新生児にはどんなタイプを選べばいいの?」。出産を控えたママ・パパにとって、チャイルドシートの準備は早めに済ませておきたい項目のひとつですよね。
結論からいうと、退院時に車で移動するならチャイルドシートは出産前に準備が必須です。この記事では、新生児に適したチャイルドシートの種類や選び方のポイント、退院時に気をつけることまで詳しく解説します。
チャイルドシート選び全体の流れを知りたい方は「チャイルドシートの選び方完全ガイド」もあわせてご覧ください。
全体の流れを知りたい方は「チャイルドシートの選び方完全ガイド|新生児から使えるおすすめモデルと安全基準」もあわせてご覧ください。
新生児用チャイルドシートの種類
タイプ1:新生児対応チャイルドシート(後ろ向き〜前向き兼用)
いちばん一般的なのが、新生児から4歳頃まで使える兼用タイプです。新生児期は後ろ向きで使い、首と腰がしっかりすわったら前向きに切り替えます。回転式と固定式の両方があり、各メーカーの主力モデルがこのタイプに該当しますよ。
メリットは1台で新生児期からチャイルドシート期までカバーできること。買い替えの手間を減らしたい方にぴったりです。
タイプ2:ベビーシート(キャリータイプ)
ベビーシートは新生児から1歳頃まで専用のコンパクトなタイプです。最大の特徴はシートごと持ち運びができること。車から取り外してそのまま赤ちゃんを運べるため、眠った赤ちゃんを起こさずに移動できるのがうれしいですね。
ベビーカーのフレームに取り付けて「トラベルシステム」として使えるモデルもあり、新生児期の車移動が多い方に重宝されています。使用期間が短い(約1年)ため、レンタルとの相性が特によいタイプですよ。
タイプ3:ロングユースタイプ(新生児〜7歳頃)
新生児から7歳頃まで使えるロングユースモデルは、チャイルドシートの買い替えなしで幼児期まで対応できます。長く使えるぶんトータルコストは抑えられますが、サイズが大きめになる傾向があるため、車内スペースとの相性を確認しておきましょう。
新生児用チャイルドシート選びの5つのポイント
ポイント1:R129適合モデルを選ぶ
2023年9月以降の新モデルは最新安全基準のR129に適合しています。R129は側面衝突テストが追加され、身長76cmまでの後ろ向き使用が義務化されるなど、従来のR44基準より安全性が大幅に向上しています。新生児を乗せるならR129適合モデルを選びたいですね。
ポイント2:新生児用インナークッション付き
新生児は体が小さく、チャイルドシートとの隙間が大きくなりがちです。新生児用のインナークッション(パッド)が付属しているモデルなら、赤ちゃんの体にぴったりフィットして衝撃から守ってくれます。コンビのエッグショックのような高機能な衝撃吸収素材を使ったモデルは、新生児期の安心感が段違いですよ。
ポイント3:リクライニング角度の確認
新生児は首がすわっていないため、チャイルドシートを後ろ向きでしっかりリクライニングさせた状態で使います。新生児対応モデルは適切なリクライニング角度が設定されていますが、車のシートの傾斜によっては角度が急になりすぎることも。取り付け後に赤ちゃんの頭が前に倒れないか確認してくださいね。
ポイント4:通気性のよい素材
新生児は体温調節がまだうまくできないため、背中やおしりに汗をかきやすいです。メッシュ素材や通気ホールが設けられたモデルを選ぶと、蒸れを軽減して赤ちゃんが快適に過ごせますよ。
ポイント5:退院日に間に合うよう準備する
チャイルドシートは出産予定日の2〜4週間前には準備しておくのがおすすめ。取り付け練習も事前に済ませておけば、退院日にバタバタせずに済みます。
退院時のチャイルドシート利用で気をつけること
事前に取り付け練習をしておく
退院当日に初めて取り付けると、手間取って赤ちゃんを待たせてしまうことも。出産前に取り付け・取り外しを2〜3回練習しておきましょう。ISOFIX固定なら比較的簡単ですが、シートベルト固定の場合はベルトの通し方にコツがあるため、練習が特に重要ですよ。
後部座席に後ろ向きで設置
チャイルドシートは後部座席に後ろ向きで設置するのが原則です。助手席はエアバッグのリスクがあるため絶対に避けてください。後部座席の左右どちらでもOKですが、歩道側(左側)なら乗せ降ろし時に車道に出なくて済みますね。
新生児の乗車時間は短めに
退院時のドライブは、できるだけ短時間で済むルートを選びましょう。新生児をチャイルドシートに長時間座らせると、体への負担が大きくなります。英国の研究では、新生児のチャイルドシート使用は連続30分以内が望ましいとされていますよ。長時間になる場合は途中で休憩をはさんでくださいね。
ハーネスの締め具合を確認
新生児の体は小さいため、ハーネス(ベルト)がゆるくなりがちです。ハーネスと赤ちゃんの鎖骨の間に大人の指が1本入る程度が適切な締め具合。厚着をさせるとハーネスが正しくフィットしないため、車内では薄着にしてブランケットを上からかける方法がおすすめですよ。
新生児におすすめのチャイルドシート
コンビ THE S premium R129 エッグショック VA

コンビの最上位モデル。エッグショックを頭部にたっぷり搭載し、新生児の繊細な頭を衝撃から守ります。回転式で乗せ降ろしも楽々。R129適合。
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アップリカ フラディア グロウ ISOFIX 360°セーフティー プレミアム

新生児期にベッド型(横向き)で寝かせたまま使える唯一のタイプ。首すわり前の赤ちゃんに最も自然な姿勢を提供できるため、新生児への負担が少ないモデルです。
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ジョイー アイ ピボット 360

R129適合の回転式ながら3万円台から手に入るコスパモデル。新生児用インナークッション付属で、はじめてのチャイルドシートにも選びやすいですね。
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よくある質問(FAQ)
Q. 出産前にチャイルドシートを準備できなかった場合はどうすればいいですか?
退院時にタクシーを利用すれば法律上はチャイルドシートなしで乗車可能です(旅客運送事業用車両は免除)。ただし安全面では望ましくないため、退院後すぐにチャイルドシートを手配しましょう。レンタルなら即日〜翌日発送に対応しているサービスもありますよ。
Q. 新生児がチャイルドシートで泣いてしまいます。
最初は慣れない環境で泣いてしまう赤ちゃんも多いです。おくるみで包んでから乗せる、車内を適温に保つ、お気に入りのガーゼを持たせるなどの工夫で落ち着くこともあります。短い距離のドライブから少しずつ慣らしていきましょう。
Q. ベビーシート(キャリータイプ)はレンタルがお得ですか?
使用期間が約1年と短いベビーシートは、レンタルとの相性がとてもよいタイプです。購入すると2〜5万円かかるところ、レンタルなら使った期間分の費用で済みます。赤ちゃんが成長して使わなくなっても処分の手間がかからないのもメリットですね。
Q. 双子の場合、チャイルドシートはどう選べばいいですか?
2台分のチャイルドシートが必要です。後部座席に2台並べて取り付けることになるため、コンパクト設計のモデルを選ぶのがポイント。車種によっては2台取り付けが難しい場合もあるので、購入前にメーカーの適合表で確認してくださいね。
まとめ
新生児用チャイルドシート選びのポイントをおさらいします。
- 退院時に車で移動するなら出産2〜4週間前には準備
- R129適合+新生児用インナークッション付きのモデルが安心
- 取り付けは後部座席に後ろ向きが原則
- 新生児の乗車は連続30分以内が望ましい
- ハーネスは鎖骨と指1本の余裕で調整
- 短期間のベビーシートはレンタルがお得
チャイルドシート全体については「チャイルドシートの選び方完全ガイド」で詳しく解説しています。
参考文献
[1] 警察庁:チャイルドシートの使用義務(2026年5月確認)
[2] 国土交通省:チャイルドシートの安全基準(2026年5月確認)


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