出産準備のなかでも「ベビーベッドは本当に必要?」「買っても数カ月しか使わないのでは?」と迷うママは多いですよね。せっかく購入しても、思っていたより早く使わなくなってしまったという声をよく聞きます。
実際のところ、ベビーベッドの使用期間は赤ちゃんの発達や家庭の環境によって大きく異なります。生後3カ月で卒業する家庭もあれば、1歳過ぎまで活用している家庭もあるのです。
この記事では、先輩ママたちのリアルな使用期間データから、卒業のタイミングを見極めるサイン、標準サイズとミニサイズの違い、卒業後の寝床の選択肢まで、ベビーベッドにまつわる疑問をまるごと解決します。「レンタルと購入、どっちが得?」という費用面の比較もお伝えしますので、ぜひ参考にしてくださいね。
先輩ママ・パパに聞いた!ベビーベッドを実際に使った期間
「ベビーベッドって結局いつまで使うの?」という疑問に対して、一番参考になるのは実際に使ったママ・パパの声です。
育児系のアンケートや口コミを見ると、ベビーベッドの使用期間はおおむね以下のような傾向が見られます。
| 使用期間 | 割合の傾向 | 主な卒業理由 |
|---|---|---|
| 生後3カ月未満 | 少数派 | 添い寝に切り替えた、夜間の授乳がラクなため |
| 生後3〜6カ月 | 最も多い | 寝返りが始まり柵にぶつかるようになった |
| 生後6〜12カ月 | やや多い | つかまり立ちで柵を越えそうになった |
| 1歳以上 | 少数派 | きょうだいやペットから守るため継続 |
特に多いのが「寝返りが始まった生後4〜6カ月ごろに卒業した」という声です。赤ちゃんが寝返りを始めると、ベビーベッドの柵に手足がぶつかって泣いてしまうことが増え、「もう限界かな」と感じるママが多いようですね。
一方で、「上の子がいるので安全のために1歳まで使い続けた」「リビング用として昼間だけ活用していた」など、家庭の事情によっては長めに使うケースもあります。使用期間に正解はないので、わが家の状況に合わせて判断するのが大切です。
ベビーベッドを卒業するサインはこれ!月齢別の判断ポイント
赤ちゃんの成長に合わせて、ベビーベッドの卒業を考えるタイミングはいくつかあります。以下のサインが見られたら、そろそろ次の寝床を検討するタイミングかもしれません。
生後3〜5カ月ごろ:寝返りがはじまったとき
寝返りができるようになると、赤ちゃんは寝ている間にもコロコロと体の向きを変えるようになります。ベビーベッドの柵に顔が押し付けられてしまったり、手足がはさまったりするリスクが出てくるため、多くのママがこの時期に卒業を考え始めます。
生後6〜8カ月ごろ:おすわりやハイハイが安定したとき
おすわりやハイハイができるようになると、赤ちゃんの行動範囲は一気に広がります。ベビーベッドの中で動き回ろうとして窮屈そうにしていたら、もう少し広いスペースで寝かせてあげたほうがいいかもしれませんね。
生後8〜10カ月ごろ:つかまり立ちをはじめたとき
つかまり立ちは卒業の最も重要なサインです。赤ちゃんがベビーベッドの柵につかまって立ち上がると、柵を乗り越えて転落する危険性が高まります。消費者庁や国民生活センターも、つかまり立ちが始まったらベビーベッドの使用を見直すよう注意喚起しています。
そのほかの卒業サイン
- 体重がベビーベッドの耐荷重に近づいてきた
- ベビーベッドに入れると泣いて嫌がるようになった
- 夜間の授乳が頻繁で、添い寝のほうが親子ともにラクになった
- きょうだいが大きくなり、別の寝具が必要になった
参考文献
[1] 消費者庁:子ども安全メール「ベビーベッドからの転落事故に注意」(2026年5月確認)
ベビーベッドはいつまで使えるもの?メーカーの推奨期間
ベビーベッドの多くは、製品安全協会が定めるSG基準に基づいて設計されています。SG基準では、ベビーベッドの対象年齢を生後24カ月(2歳)以内と定めています。
ただし、これはあくまで「この月齢まで安全に使える設計」という意味であり、「2歳まで使うべき」ということではありません。実際には赤ちゃんの発達状況に合わせて、多くの家庭が24カ月よりもずっと早い段階で卒業しています。
主要メーカーの推奨使用期間を見てみましょう。
| メーカー・商品 | 対象月齢 | 備考 |
|---|---|---|
| アップリカ ココネル エアー | 新生児〜24カ月 | コンパクトに折りたたみ可能 |
| カトージ ハイポジションベビーベッド アーチ | 新生児〜24カ月 | 床板高さ調整3段階 |
| 大和屋 そいねーる | 新生児〜24カ月 | 添い寝対応のロータイプ |
| ヤマサキ ツーオープンベッド | 新生児〜24カ月 | 柵が2面開くお世話しやすいタイプ |
いずれも対象月齢は24カ月までですが、メーカーもつかまり立ちが始まったら床板を最も低い位置に下げるよう推奨しています。
参考文献
[1] 一般財団法人 製品安全協会:SG基準一覧(ベビーベッド)(2026年5月確認)
標準サイズとミニサイズ、それぞれどのくらい使える?
ベビーベッドには大きく分けて「標準(レギュラー)サイズ」と「ミニサイズ」の2種類があります。サイズによって使える期間にも差が出るので、購入やレンタルを検討する際の参考にしてください。
標準サイズ(内寸120×70cm)
標準サイズは内寸120×70cmで、赤ちゃんが大きくなっても比較的ゆったりと寝られるのが特徴です。メーカー推奨の24カ月まで使い続けるなら、標準サイズのほうが余裕があるでしょう。ただし、部屋のスペースを取るため、マンションやアパートでは置き場所に困ることもあります。
実際の使用期間の目安は生後6カ月〜1歳半ごろまで。寝返りが始まっても体がぶつかりにくく、ミニサイズよりも長く使えるケースが多いですね。
ミニサイズ(内寸90×60cm)
ミニサイズは内寸90×60cmとコンパクトで、リビングや寝室に置いても圧迫感が少ないのがメリットです。賃貸住まいやリビングのセカンドベッドとして人気があります。
ただし、赤ちゃんの成長が早いと生後3〜4カ月ごろには窮屈に感じるようになります。実際の使用期間の目安は新生児〜生後6カ月ごろまで。「短期間だけ使いたい」「リビング用のサブとして使いたい」という場合にはミニサイズが向いています。
どちらを選ぶべき?
迷ったときは、使う場所と期間を基準に考えるとスムーズです。
- 寝室でしっかり使いたい → 標準サイズ
- リビングで日中だけ使いたい → ミニサイズ
- 両方の場所で使いたい → ミニサイズ or キャスター付き標準サイズ
短期間の利用ならレンタルを活用すると、サイズ選びを失敗しても交換がしやすいですよ。
リビングと寝室、場所によって使い方は変わる
ベビーベッドの使い方は、置く場所によっても異なります。リビング用と寝室用で役割を分けているご家庭も少なくありません。
リビングでの活用
リビングでは、日中の居場所として使うケースが多いです。家事をしているあいだに赤ちゃんを安全な場所に寝かせておけるので、特に新生児期〜生後3カ月ごろまでは重宝します。
ただし、リビング用として使う期間は比較的短く、赤ちゃんが活発に動くようになるとベビーサークルやプレイマットに移行する家庭が多いですね。
寝室での活用
寝室ではベビーベッドを夜間の睡眠用として使います。大人のベッドの横に置いて添い寝スタイルにするなら、柵の一面が開く添い寝対応タイプが便利です。
夜間の授乳がある時期は、赤ちゃんがすぐそばにいると安心ですよね。添い寝対応ベッドなら、夜中にわざわざ起き上がらなくても赤ちゃんの様子を確認できます。
ベビーベッドを卒業したら、赤ちゃんはどこで寝る?
ベビーベッドを卒業したあと、次の寝床をどうするかはママ・パパにとって大きな悩みどころです。主な選択肢とそれぞれのメリット・デメリットを比較してみましょう。
親のベッドで添い寝
最も多い選択肢が、親のベッドで一緒に寝るスタイルです。夜間の授乳がラクになり、赤ちゃんも安心して眠れるというメリットがあります。
ただし、大人の寝返りで赤ちゃんを圧迫してしまうリスクや、ベッドからの転落事故には十分注意が必要です。ベッドガードを取り付けたり、ベッドを壁側に寄せたりといった安全対策をしっかり行いましょう。
ベビー布団を床に敷く
ベビー専用の敷き布団を床に敷いて寝かせる方法です。転落の心配がなく、布団のまわりにクッションを置いて安全なスペースを作れるのがメリット。ベビーベッドが不要になったあとも長く使えるので、コスパの面でも優れています。
ただし、床に近い分ほこりやダニが気になるため、こまめな掃除と布団の天日干しが欠かせませんね。
キッズベッドに移行する
1歳半〜2歳ごろからは、柵付きのキッズベッドに移行するという選択肢もあります。ベビーベッドより大きく、幼児期まで長く使えるのが特徴です。「自分のベッド」があることで、独立心を育てるきっかけにもなりますよ。
マットレスを床置きにする
ベビーベッドのマットレスや大人用のマットレスを床に直接置く方法です。フレームがないので転落の心配がなく、部屋のレイアウトも自由に変えられます。ただし、湿気がこもりやすいので、すのこやマットレスの下に除湿シートを敷くなどの対策が必要でしょう。
ベビーベッドはいつまでに用意すればいい?準備のベストタイミング
ベビーベッドの準備は、出産予定日の1〜2カ月前がおすすめです。臨月に入るとお腹が大きくなって動きづらくなるし、赤ちゃんが予定より早く生まれることもあるので、余裕を持って準備しておくと安心ですよ。
購入の場合
店舗やオンラインショップで購入する場合は、在庫状況や配送日数を考慮して妊娠8カ月ごろまでに注文しておくのがベスト。組み立てが必要な商品も多いので、パパや家族と一緒に設置する日を決めておくとスムーズです。
レンタルの場合
レンタルの場合は、利用開始日を指定して予約できるサービスが多いので、出産予定日の1〜2週間前を目安に届くよう手配するといいでしょう。トイサブ!レンタルなら最短翌日配送にも対応しているので、急な退院にも間に合いやすいですね。
ベビーベッドを安全に使うために守りたいこと
ベビーベッドは赤ちゃんの安全を守るためのアイテムですが、使い方を誤ると思わぬ事故につながることがあります。以下のポイントをしっかり押さえておきましょう。
柵は常にロックする
ベビーベッドの柵は、お世話のとき以外は必ず上げてロックしておきましょう。「ちょっとだけ」と柵を下げたまま目を離した隙に、赤ちゃんが転落する事故が報告されています。
床板の高さを調整する
つかまり立ちが始まったら、床板を最も低い位置に下げましょう。高い位置のままだと、赤ちゃんが柵を乗り越えて落下する危険があります。
ベッド内にぬいぐるみや枕を置かない
窒息やSIDS(乳幼児突然死症候群)のリスクを減らすため、ベビーベッド内にはぬいぐるみ、枕、厚手の掛け布団などを置かないようにしましょう。米国小児科学会(AAP)も、赤ちゃんの睡眠スペースにはマットレスとフィットシーツだけにすることを推奨しています。
定期的にネジや部品の緩みを確認する
長期間使っていると、ネジや接合部が緩んでくることがあります。月に1回は各部の締まり具合をチェックし、異常があればすぐに使用を中止してメーカーに問い合わせましょう。
参考文献
[1] 消費者庁:ベビーベッドからの転落事故に注意(2026年5月確認)
[2] American Academy of Pediatrics:Safe Sleep Recommendations(2026年5月確認)
実際に使ってわかったベビーベッドのリアルな感想
ここでは、ベビーベッドを使ったママの体験をもとに、使ってよかったポイントや困ったことを紹介します。
使ってよかった場面
「新生児期は本当に助かった」という声が圧倒的に多いです。特に、おむつ替えのときにベビーベッドの高さがあると腰への負担が少なく、産後の体に優しいという点は見落とされがちなメリット。ハイタイプのベビーベッドなら、立ったままおむつ替えができるので、腰痛持ちのママには特におすすめです。
また、上のきょうだいやペットがいる家庭では「安全な居場所」として大活躍します。「お兄ちゃんが走り回っている横で安心して寝かせられた」「猫が近づけないので安心だった」という声もありますよ。
困ったこと・想定外だったこと
一方で、「思ったより場所を取る」「夜中の授乳でいちいちベッドから出すのが面倒」という声も少なくありません。特に標準サイズは存在感があるので、購入前に設置スペースを実測しておくことが大切です。
また、「赤ちゃんがベビーベッドでは寝てくれず、結局添い寝になった」というケースも意外と多いもの。赤ちゃんの好みは個人差が大きいので、購入前にレンタルで試してみるのも一つの手ですね。
海外ではベビーベッドをいつまで使っている?
日本と海外では、ベビーベッドの使い方や使用期間に違いがあります。
アメリカ
アメリカでは赤ちゃんを別室で寝かせる文化が根強く、クリブ(crib)と呼ばれるベビーベッドを1歳半〜3歳ごろまで使うのが一般的です。その後はトドラーベッド(幼児用ベッド)に移行します。米国小児科学会(AAP)は、少なくとも生後6カ月まで、できれば1歳まで親と同じ部屋で寝ることを推奨していますが、同じベッドで寝ること(添い寝)は推奨していません。
ヨーロッパ
ヨーロッパでも独立した寝室文化がある国が多く、ベビーベッドの使用期間はアメリカと似ています。北欧では赤ちゃん用の小さなバシネット(ゆりかご)を新生児期に使い、その後クリブに移行するスタイルが多いですよ。
日本の特徴
日本では昔から「川の字で寝る」文化があり、ベビーベッドの使用期間は比較的短い傾向にあります。畳の部屋に布団を敷いて家族みんなで寝るスタイルが現在でも根強く、ベビーベッドを使わない家庭も珍しくありません。
ただし、近年はフローリングの部屋が増えたことや、SIDS対策の意識が高まったことで、ベビーベッドの利用率は上昇傾向にあります。
ベビーベッドは購入とレンタル、どちらがお得?
ベビーベッドの使用期間が6カ月〜1年程度と短いことを考えると、購入ではなくレンタルを検討する価値は十分にあります。費用面で比較してみましょう。
購入した場合
標準サイズのベビーベッドを新品で購入すると、相場は2万〜5万円ほど。使い終わったあとは処分費用(粗大ごみで500〜2,000円程度)もかかりますし、保管スペースも必要です。2人目以降で使うことを考えても、数年間は場所を取り続けることになります。
レンタルした場合
トイサブ!レンタルでは、ベビーベッドを1カ月単位でレンタルできます。たとえば、アップリカのココネル エアー ABなら月額数千円で利用可能。6カ月間レンタルしても、購入価格の半分以下で済むケースが多いです。
使い終わったら返却するだけなので、処分の手間も保管場所の心配も不要。「実際に使ってみたら赤ちゃんが嫌がった」という場合も、別の商品に交換できるのがレンタルのメリットですね。
こんな家庭にはレンタルがおすすめ
- 使用期間が6カ月〜1年未満と短い見込みの家庭
- 2人目の予定がまだ決まっていない家庭
- 賃貸住まいで保管スペースが限られている家庭
- 購入前にサイズ感や赤ちゃんの反応を試したい家庭

画像出典: トイサブ!レンタル
ベビーベッドに関するよくある質問
ベビーベッドなしでも大丈夫ですか?
ベビーベッドがなくても育児はできます。ただし、ベビー布団を床に敷く場合は、大人が寝返りで赤ちゃんを圧迫しないよう注意が必要です。上のきょうだいやペットがいる家庭では、ベビーベッドがあったほうが安心でしょう。
中古のベビーベッドは安全ですか?
中古品を使う場合は、PSCマークやSGマークが付いているか、ネジや部品に緩みや破損がないか、リコール対象になっていないかを必ず確認しましょう。製造から10年以上経過している製品は、安全基準が現在と異なる場合があるため、できるだけ避けたほうが安心です。
ベビーベッドのマットレスは別途必要ですか?
ベビーベッドによっては、マットレスが別売りの商品もあります。購入やレンタルの際は、マットレスが付属しているかどうかを確認しましょう。マットレスは硬めのものを選ぶのが基本。柔らかすぎるマットレスは赤ちゃんの顔が沈み込んで窒息する危険があるため、避けてください。
添い寝ベッドとベビーベッドの違いは何ですか?
添い寝ベッドは、大人のベッドに横付けして使う専用設計のベビーベッドです。柵の一面が開いて大人のベッドとフラットにつながるため、夜間の授乳がラクになります。通常のベビーベッドを添い寝用に使うことはできないので、添い寝スタイルを希望する場合は対応製品を選びましょう。
まとめ
ベビーベッドの使用期間は、赤ちゃんの発達や家庭環境によってさまざまです。目安としては、寝返りが始まる生後4〜6カ月ごろに卒業を検討する家庭が多いですが、つかまり立ちが始まる8〜10カ月ごろまで使い続けるケースもあります。
大切なのは、「いつまで使わなければならない」ではなく、赤ちゃんの成長のサインを見ながら柔軟に判断すること。卒業後の寝床は、添い寝・ベビー布団・キッズベッドなど選択肢がいくつもあるので、家族みんなが安心して眠れるスタイルを見つけてくださいね。
使用期間が短いベビーベッドは、レンタルを活用すると費用も処分の手間も抑えられます。トイサブ!レンタルなら、標準サイズからミニサイズまでさまざまなベビーベッドを1カ月から試せるので、購入前のお試しにもぴったりですよ。
※本記事は一般的な情報提供を目的としており、個別の医療アドバイスではありません。お子様の健康や安全に関する具体的なご相談は、必ず医師や専門家にご相談ください。


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