A型とB型ベビーカーの違いを徹底比較!特徴・メリデメ・選び方のポイント

ベビーカーを選ぼうとカタログを開くと、まず目に飛び込んでくるのが「A型」「B型」という分類。でも、この2つの違いをきちんと理解しているママ・パパは意外と少ないかもしれません。

「生後すぐ使えるのはどっち?」「軽いのはどっち?」「結局どちらを買えばいいの?」――そんな疑問を持っている方に向けて、この記事ではA型とB型の違いをわかりやすく比較します。AB型やバギーとの関係、ライフスタイル別のおすすめまで解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

ベビーカー選び全体の流れを知りたい方は「ベビーカーの選び方完全ガイド」もあわせてご覧ください。

A型とB型ベビーカーの違い|基本比較表

まずは、A型とB型の主な違いを表で見てみましょう。

比較項目 A型 B型
対象月齢 生後1ヶ月〜48ヶ月 生後7ヶ月〜48ヶ月
リクライニング 150°以上(ほぼフラット) なし〜浅い角度
対面・背面 両対面式が主流 背面式のみ
重量 6〜8kg 3〜5kg
折りたたみサイズ やや大きめ コンパクト
価格帯 3〜7万円 1〜4万円
走行安定性 高い(大径タイヤ) 標準的
サスペンション しっかりめ 簡易的

この分類は、一般財団法人 製品安全協会のSG基準に基づいています。A型は「新生児期を過ぎた時期から使用でき、リクライニング角度が150°以上あるもの」、B型は「腰がすわった時期から使用でき、リクライニング角度が規定外のもの」と定義されています。

ひとことで言えば、A型は「安全性・快適性重視」、B型は「軽さ・手軽さ重視」のベビーカーです。

A型ベビーカーのメリット・デメリット

A型のメリット

生後1ヶ月から使える安心感。 首がすわる前の赤ちゃんでも、背もたれをフラットに近い角度まで倒せるので安全に乗せられます。1ヶ月健診や買い物など、早い時期からお出かけしたい場合にはA型が必須になるでしょう。

両対面式で赤ちゃんの顔が見える。 多くのA型は対面・背面を切り替えられる両対面式です。まだ小さい頃は対面でママの顔を見せてあげると、赤ちゃんも安心してくれます。成長して外の景色に興味が出てきたら、背面に切り替えればOKですよ。

走行安定性が高い。 フレームがしっかりしていて、タイヤも大きめのモデルが多いため、段差や砂利道でもガタガタしにくいのが特徴です。路面からの振動を吸収するサスペンションを搭載したモデルなら、赤ちゃんの乗り心地もぐっと良くなります。

A型のデメリット

重い。 安全性を確保するためのしっかりしたフレーム構造が、そのまま重量に直結します。6〜8kgが一般的で、駅の階段やマンションの玄関で持ち上げるときに負担を感じるかもしれません。最近は5kg台の軽量A型も増えてきていますが、それでもB型と比べると重さは感じます。

サイズが大きく収納場所を取る。 折りたたんでもB型ほどコンパクトにはならないモデルが多く、玄関や車のトランクでスペースを取りがちです。住環境によっては置き場所の確保が課題になることもあるでしょう。

価格が高め。 安全装備や快適機能が充実しているぶん、価格帯は3〜7万円とB型の倍近くになります。高機能モデルでは10万円を超えるものもあります。

B型ベビーカーのメリット・デメリット

B型のメリット

とにかく軽い。 3〜5kg台のモデルがそろっており、片手で持ち上げるのも苦になりません。電車やバスの乗り降り、階段の上り下りが多い生活パターンの方には、この軽さが何よりのメリットになります。

コンパクトに折りたためる。 B型は折りたたんだ状態がとてもコンパクト。サイベックス リベルのように自転車のカゴに入るサイズまで小さくなるモデルもあり、旅行や帰省の際にも活躍します。

価格が手頃。 1〜4万円台で購入できるモデルが多く、A型に比べて経済的です。「A型を卒業したあとのセカンドベビーカー」として購入するケースも多いため、コストを抑えられるのは嬉しいポイントですね。

B型のデメリット

生後7ヶ月まで使えない。 おすわりができるようになるまでは乗せられないため、新生児期から外出が多い家庭では、B型だけでは不十分です。それまでは抱っこ紐で対応するか、A型を先に用意する必要があります。

リクライニングが浅い(またはなし)。 お昼寝のタイミングでベビーカーに乗っていると、背もたれがあまり倒れないのでお子さんが寝づらそうにしていることも。長時間のお出かけでは少し気になるかもしれません。

走行安定性はA型に劣る。 軽さを優先した構造のため、段差や凸凹道での安定感はA型ほどではありません。砂利道や舗装の悪い道を頻繁に通る場合は、タイヤの大きさやサスペンションをチェックしておきましょう。

AB型ベビーカーという選択肢

「A型の安全性とB型の軽さ、両方ほしい」というニーズに応えるのが、いわゆるAB型(AB兼用)ベビーカーです。

AB型は正式なSG基準の分類ではなく、業界やメーカーが使う通称です。基本的にはA型の基準を満たしつつ(生後1ヶ月〜使用可、リクライニング150°以上)、B型に近い軽量設計(5〜6kg台)を実現したモデルを指します。

AB型のメリット:
– 1台で新生児から3〜4歳頃まで対応できる
– 買い替えの手間とコストが省ける
– A型としては軽量で扱いやすい

AB型のデメリット:
– A型ほどの走行安定性はない場合がある
– B型ほどのコンパクトさには届かないモデルが多い
– 「どちらの性能も中途半端」と感じる方もいる

コンビのスゴカルシリーズやアップリカのラクーナシリーズなど、人気モデルの多くがこのAB型に該当します。「1台で済ませたい」「できるだけ長く使いたい」という方にはぴったりの選択肢です。

ライフスタイル別|A型・B型の選び方

「結局うちはどっちを選べばいいの?」という方のために、ライフスタイル別のおすすめパターンをまとめました。

パターン1: 新生児期からフル活用したい → A型(またはAB型)

産後すぐから買い物や散歩に出かけたい方は、A型が必須です。予算に余裕があれば軽量なAB型を選ぶと、B型への買い替えなしで長く使えます。

パターン2: 7ヶ月頃まで抱っこ紐メインでOK → B型

「首がすわるまでは抱っこ紐で十分」「車移動が中心で長距離歩かない」という方は、B型からスタートしても問題ありません。浮いた予算で質の良い抱っこ紐を用意するという考え方もアリですね。

パターン3: A型→B型に乗り換え → 両方使い分け

最もポピュラーなパターンです。生後すぐはA型を使い、お子さんが大きくなって軽快に動きたくなったらB型に切り替えます。A型をレンタルにして短期間で返却し、その後B型を購入するという方法なら、トータルコストを抑えやすくなりますよ。

パターン4: 2人目も考えている → A型を長く使う

きょうだいで使い回す予定があるなら、耐久性のあるA型を1台しっかり購入しておくのがおすすめです。下のお子さんが生まれたときにも新生児から使えるので、結果的にコスパがよくなります。

よくある質問

Q. A型を買ったら、B型は必要ないですか?

必ずしも必要ではありません。ただ、お子さんが1歳を過ぎてくると外出先で活発に動くようになり、軽くてサッと使えるB型のほうが便利に感じる場面が増えてきます。荷物が多い日やちょっとした移動用に、B型をセカンドベビーカーとして追加する方は多いですよ。

Q. AB型を1台買えば万事解決ですか?

多くの場合はそうです。ただ、AB型はA型の基準を満たしつつ軽量化しているため、A型専用モデルほどの走行安定性やB型ほどのコンパクトさは得られないこともあります。「すべてが完璧な1台」を求めるより、「8割満足できる1台」として割り切ると、後悔しにくい選び方になるでしょう。

Q. A型からB型に切り替えるベストなタイミングは?

お子さんが自分で安定しておすわりできるようになった頃(生後7〜9ヶ月頃)が目安です。B型はリクライニングが浅いため、しっかり座れるようになってからのほうが安心ですね。

Q. バギーとB型ベビーカーは何が違いますか?

バギーはB型よりさらに簡易的な構造で、2〜3kg台と超軽量なのが特徴です。サスペンションやクッション性はB型に比べると控えめなので、長時間のお散歩よりちょっとした移動やセカンドベビーカー向き。旅行用に1台あると便利です。

レンタルで試してから決めるのもあり

A型にするかB型にするか迷ったら、まずはレンタルで試してみるのもひとつの方法です。特にA型は使用期間が比較的短いため、レンタルとの相性がよいカテゴリです。

トイサブレンタルでは、コンビ スゴカルシリーズやアップリカ ラクーナシリーズ、サイベックス メリオ カーボンなど、人気のA型・B型・AB型ベビーカーを取り揃えています。

まとめ

A型とB型ベビーカーの違いを改めて整理すると、A型は「新生児から使える安全性・快適性重視」、B型は「軽量・コンパクト・手頃な価格重視」です。どちらが正解ということはなく、お子さんの月齢やご家庭のライフスタイルに合わせて選ぶのがいちばんですよ。

ベビーカー全体の選び方については「ベビーカーの選び方完全ガイド」もあわせてご覧ください。

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