ベビーカーはいつから何歳まで使う?月齢別の選び方と卒業タイミング

「ベビーカーって生まれてすぐから乗せていいの?」「うちの子もう3歳だけど、まだ使ってて大丈夫?」――ベビーカーの使用時期に関する疑問は、多くのママ・パパが一度は感じるものではないでしょうか。

実は、ベビーカーの使い始めや卒業のタイミングはA型・B型といった種類によって異なります。また、SG基準(安全基準)で定められた対象月齢と、実際に多くのご家庭が使っている期間にはギャップがあるんです。

この記事では、ベビーカーをいつから使えるのか、何歳ごろまで使う家庭が多いのか、そして卒業のサインや乗り換えのベストタイミングまでを月齢軸で整理してお伝えします。

ベビーカー選び全体の流れを知りたい方は「ベビーカーの選び方完全ガイド」もあわせてご覧ください。

ベビーカーはいつから使える?

ベビーカーに赤ちゃんを乗せ始められる時期は、種類によって決まっています。ここでは、A型・B型それぞれの使用開始時期を見ていきましょう。

A型ベビーカー:生後1ヶ月から

A型ベビーカーは、生後1ヶ月(首がすわる前)から使えるタイプです。背もたれを150°以上に倒せるフラットなリクライニング機能を備えているため、まだ首のすわっていない赤ちゃんでも安全に乗せることができます。

1ヶ月健診を終えたタイミングでお出かけを始める方が多いので、A型を用意するなら出産前〜生後1ヶ月ごろまでに購入しておくと安心でしょう。両対面式のモデルなら、赤ちゃんの顔を見ながら押せるので、まだ小さい時期のお散歩も安心感がありますよ。

ただし、生後1ヶ月未満の新生児には使えません。退院時の移動は抱っこ紐か、病院から自宅まで車で帰る場合はチャイルドシート(新生児対応のベビーキャリー)を使いましょう。

B型ベビーカー:生後7ヶ月から

B型ベビーカーは、赤ちゃんが自分でしっかりおすわりできるようになる生後7ヶ月ごろから使えます。A型と比べてリクライニング角度が浅い(またはリクライニングなし)のため、腰がすわっていることが使用の前提条件になります。

生後7ヶ月はあくまで目安で、大切なのはお子さんの発達段階です。支えなしで安定しておすわりできるようになっていれば乗せてOKですが、まだグラグラする場合は無理をせずもう少し待ってあげてくださいね。

バギー:1歳〜1歳半ごろから

バギーはB型よりもさらに簡易的な構造のベビーカーで、一般的には1歳〜1歳半ごろから使えるものが多いです。2〜3kg台と超軽量なので、お出かけ用のセカンドベビーカーや旅行用として活躍します。ただし、クッション性やサスペンションは控えめなので、長時間のお散歩向きではありません。

種類 使用開始月齢 特徴
A型 生後1ヶ月〜 フルリクライニング、両対面式
B型 生後7ヶ月〜 軽量、コンパクト
バギー 1歳〜1歳半〜 超軽量、簡易構造

ベビーカーはいつまで使える?

「いつまで」は、「基準上の上限」と「実際に使われている期間」の2つの視点で見ると理解しやすくなります。

SG基準での対象月齢は「最長48ヶ月(4歳)まで」

一般財団法人 製品安全協会が定めるSG基準では、A型・B型ともに使用期限の上限は48ヶ月(4歳)とされています。これはベビーカーの構造が安全に支えられる体重・体格の上限を考慮した基準です。

多くのベビーカーの耐荷重は15kg前後に設定されており、15kgは日本人の子どもだと3歳前後に到達する体重です。つまり、基準上は4歳まで使えるとされていますが、体重が先に上限に達するケースも少なくありません。

実際の卒業時期は「2歳〜3歳」が最多

先輩ママ・パパへのアンケート調査では、ベビーカーを卒業した年齢として「2歳」と「3歳」が最も多い回答になっています。SG基準の上限(4歳)まで使い切る家庭は少数派で、多くのご家庭では2〜3歳を目安に卒業しているのが実態です。

とはいえ、「3歳でベビーカーに乗っているのは恥ずかしい」と感じる必要はまったくありません。長距離のお出かけや旅行では、3歳のお子さんでもベビーカーがあると親子ともに楽ですし、疲れて寝てしまったときの対策としても心強い存在です。お子さんの体力やご家庭の移動スタイルに合わせて、無理のないタイミングで卒業すれば大丈夫ですよ。

4歳以降も使いたい場合は?

4歳を過ぎても長距離移動が多い場合は、耐荷重が20〜25kgのバギータイプを選ぶ方法があります。海外メーカー(サイベックス リベルなど)には耐荷重22kgのモデルもあり、5歳ごろまで対応できるものも。旅行やテーマパークなど「歩き疲れたときだけ乗せたい」という使い方なら、こうした大容量モデルが選択肢に入るでしょう。

ベビーカー卒業のサイン

「うちの子、そろそろ卒業かな?」と感じるタイミングには、いくつかの共通するサインがあります。

サイン1:自分で歩きたがる

お子さんが「自分で歩く!」と主張するようになったら、卒業が近いサインです。1歳半〜2歳ごろになると自我が強くなり、ベビーカーに乗せようとすると嫌がる場面が増えてきます。お子さんの「歩きたい」気持ちを尊重しつつ、疲れたら抱っこで対応できる距離から少しずつ練習していくのがおすすめです。

サイン2:体重が耐荷重に近づいてきた

お使いのベビーカーの耐荷重を確認してみてください。多くの機種で15kg前後が上限です。お子さんの体重が13〜14kgを超えてきたら、そろそろ卒業を意識するタイミングでしょう。耐荷重を超えて使い続けると、フレームの劣化や走行不安定の原因になるため、安全面からも注意が必要です。

サイン3:乗っている時間より降りている時間が長い

お散歩中にベビーカーから降りて遊ぶ時間のほうが圧倒的に長くなったら、ベビーカーの出番は減ってきている証拠です。「荷物置きになっている」という状態が続くようなら、ベビーカーを持ち歩く負担のほうが大きくなっているかもしれません。

サイン4:公共交通機関でたたむ場面が増えた

電車やバスでの移動が多くなると、混雑時にベビーカーをたたんでお子さんを抱っこするシーンが増えてきます。お子さんが自分で立って手をつないで歩けるなら、ベビーカーなしでの移動のほうがスムーズな場合も。ただし、帰り道に寝てしまう可能性がある場合は、もう少し持っておくのも賢い判断です。

A型→B型の乗り換えタイミング

「A型を卒業して、B型に切り替えたい」というのは、多くのご家庭で検討されるステップです。乗り換えのベストなタイミングをまとめました。

乗り換えの目安は「腰がすわった7ヶ月以降」

B型ベビーカーの使用条件は「ひとりでおすわりができること」。一般的に生後7ヶ月ごろが目安ですが、先輩ママへの調査では「1歳〜1歳半」で乗り換えたという方が最も多いという結果もあります。

早めに乗り換えたい場合は7ヶ月以降、じっくりA型を使ってから切り替える場合は1歳前後、というのが2つの主なパターンです。

乗り換えるメリット

A型からB型(またはバギー)に乗り換えると、日常の使い勝手が大きく変わります。

  • 軽さ: A型の6〜8kgに対して、B型は3〜5kg。片手で持ち上げられるようになります
  • コンパクトさ: 折りたたみ時のサイズがぐっと小さくなり、電車移動や車のトランクへの積み込みが楽になります
  • 機動力: お子さんが活発に動く時期に、サッと開いてサッとたためるB型は相性抜群です

A型をレンタルにすればコストも抑えられる

A型の使用期間は実質6〜12ヶ月程度になることも多く、「買ったけどすぐ使わなくなった」という声は珍しくありません。そこで、A型はレンタルで短期間利用し、B型を購入するという方法なら、トータルコストを大幅に抑えられます。

たとえば、A型を6ヶ月レンタルして返却し、その後B型を2〜3万円で購入すれば、A型の購入費(3〜7万円)を丸ごとカットできる計算です。浮いた予算を使い勝手の良いB型に回すのも賢い選択ですね。

よくある質問

Q. 新生児からベビーカーに乗せても大丈夫ですか?

A型ベビーカーであれば、生後1ヶ月から使えます。ただし、生後1ヶ月未満の新生児は体が未発達なため、ベビーカーの使用は避けましょう。退院時の移動はチャイルドシートや抱っこ紐を使うのが安全です。1ヶ月健診で問題がなければ、お散歩デビューのタイミングでA型ベビーカーを使い始めるのが一般的ですよ。

Q. B型ベビーカーを6ヶ月の赤ちゃんに使ってもいいですか?

おすすめしません。B型の対象月齢は生後7ヶ月〜で、ひとりでしっかりおすわりができることが使用条件です。6ヶ月でおすわりが安定している子もいますが、メーカーの対象月齢を守って使うのが安全面からも大切です。もう少しだけ待ってあげてくださいね。

Q. 3歳でまだベビーカーに乗っているのは遅いですか?

まったく遅くありません。アンケート調査でも2〜3歳で卒業する家庭が最多であり、3歳で使っているのはごく一般的です。お子さんの体力やお出かけの距離に合わせて、無理のないペースで卒業していけば問題ありません。長距離の移動やテーマパークでは、3歳のお子さんにもベビーカーがあると安心でしょう。

Q. ベビーカーを卒業した後の移動手段は?

徒歩+抱っこが基本になりますが、長距離の場合はいくつか選択肢があります。ヒップシート(腰ベルト付き抱っこ台)は抱っこ紐より手軽で、疲れたときにサッと乗せられて便利です。また、キックバイク(ストライダーなど)を使い始めるお子さんも多い時期なので、近所のお散歩なら乗り物遊びを兼ねて移動するのもひとつの方法ですよ。

レンタルで使用期間に合わせた選び方も

ベビーカーは種類によって使える期間が異なるため、「いつからいつまで使うか」をイメージしておくと、購入・レンタルの判断がしやすくなります。

特にA型ベビーカーは使用期間が短くなりがちなアイテムです。「結局1年も使わなかった」というケースも多く、レンタルとの相性がとても良いカテゴリーといえるでしょう。

トイサブレンタルでは、コンビ スゴカルシリーズ、アップリカ ラクーナシリーズ、サイベックス メリオ カーボンなど、A型・B型・AB型の人気モデルを取り揃えています。使用期間に合わせて必要な期間だけレンタルできるので、コスト面でも収納面でも安心ですよ。

まとめ

ベビーカーの使用時期を改めて整理すると、A型は生後1ヶ月から、B型は生後7ヶ月から使い始められ、SG基準上の上限は4歳(48ヶ月)です。ただし、実際には2〜3歳で卒業するご家庭が多く、お子さんの体重や歩く力の発達に合わせて判断すれば大丈夫ですよ。

ベビーカー全体の選び方については「ベビーカーの選び方完全ガイド」もあわせてご覧ください。

関連する記事
A型とB型ベビーカーの違いを徹底比較!特徴・メリデメ・選び方のポイント
ベビーカーとバギーの違いは?切り替えのタイミングと選び方

コメント

タイトルとURLをコピーしました