夜中に泣き止まない赤ちゃんを抱っこしながら、スマホで「赤ちゃん 泣き止む 曲」と検索した経験はありませんか。反町隆史さんの「POISON」で泣き止むという話は有名ですが、「うちの子にはポイズンが効かなかった」「他にも効く曲を知りたい」というママ・パパも多いはず。
この記事では、ポイズン以外で赤ちゃんが泣き止むと話題の曲を7つ厳選してご紹介するほか、音楽以外の対処法や泣き止まない原因のチェックポイントもまとめました。
ポイズン以外で赤ちゃんが泣き止む曲7選
赤ちゃんの好みは一人ひとり違うので、いくつかの曲を試してみるのがポイントです。SNSやママコミュニティで「効果があった」と評判の曲を集めました。
タケモトピアノのCMソング
「ピアノ売ってちょうだ〜い」のフレーズでおなじみのCMソングは、泣き止む曲の定番中の定番です。財津一郎さんの独特の歌声と、リズミカルなメロディが赤ちゃんの注意を引くと言われています。YouTubeで公式動画が公開されているので、すぐに試せるのもうれしいポイントですね。
ロッテ「ふかふかかふかのうた」
お菓子メーカーのCMで使われた曲で、不思議な歌詞とポップなメロディが特徴です。赤ちゃんが画面に釘付けになるという声がとても多く、泣いている最中でもピタッと止まるケースがあります。映像と音楽の両方で赤ちゃんの気を引けるので、動画で見せるのが効果的でしょう。
NHK Eテレ「トントントマトちゃん」
教育テレビの人気コーナーから生まれた曲です。テンポの良いリズムと繰り返しのフレーズが、赤ちゃんの聴覚にちょうどよい刺激になるようです。「トントントン」という擬音の繰り返しが心地よく、ご機嫌が悪いときだけでなく、日常の遊びうたとしても活躍します。
アンパンマンのマーチ
子ども向けアニメの主題歌として長く親しまれている曲です。明るくて力強いメロディが赤ちゃんの気分を切り替えてくれることがあります。とくに生後6か月以降の赤ちゃんは、テレビでアンパンマンを見慣れている子も多く、聞き覚えのある音楽に安心するのかもしれません。
Perfume「MOON」
SNSで「ポイズンより効く」と話題になった曲です。Perfume独特の電子音とやわらかいメロディの組み合わせが、赤ちゃんの興味を引くとされています。曲調が穏やかなので、寝かしつけの場面でも使いやすいのが魅力ですね。
キューピー3分クッキングのテーマ曲
軽快なリズムと明るい楽器の音色が特徴的なテーマ曲です。赤ちゃんが楽器の音に興味を示すことが多く、とくに木琴やトランペットのような高めの音域に反応しやすいと言われています。テレビの料理番組で毎日流れるので、聞き覚えのある赤ちゃんもいるかもしれませんね。
カフカくん体操のうた
フジテレビ系列の番組から生まれた赤ちゃん向けの曲で、研究者の監修のもと「赤ちゃんが泣き止む要素」を意識して作られたと言われています。テンポの変化や効果音が組み込まれており、赤ちゃんの注意を引き続ける工夫がされています。
そもそもなぜ「ポイズン」で赤ちゃんが泣き止むの?
反町隆史さんの「POISON」が赤ちゃんに効くのは、いくつかの要因が重なっているためと考えられています。
まず、曲の冒頭から鳴り響くギターの低音が、ママのお腹の中で聞いていた胎内音に似ているという説があります。胎内では母親の心臓の鼓動や血流の音が低い周波数で響いており、赤ちゃんはこの音に安心感を覚えるのです。
また、曲全体を通してリズムが一定で予測しやすいことも関係しています。赤ちゃんは突然の音の変化に驚いて泣くことがありますが、リズムが安定した曲は心拍を落ち着かせやすいと言われています。
ただし、すべての赤ちゃんにポイズンが効くわけではありません。音楽への反応は個人差が大きいので、お子さんに合う曲を見つけることが大切ですよ。
音楽以外にも効果的な「音」がある
曲を流しても泣き止まないときは、別の種類の音を試してみましょう。
ビニール袋のカサカサ音
スーパーのレジ袋をくしゃくしゃにするときのカサカサ音は、多くの赤ちゃんが反応する音のひとつです。この音が胎内で聞いていた血流の音(ホワイトノイズ)に似ているためと言われています。手軽に試せるので、外出先で急に泣き出したときにも使える方法です。ただし、ビニール袋は窒息のリスクがあるので、赤ちゃんの手の届かない位置で音を出してくださいね。
ドライヤーやシャワーの音
ドライヤーの「ゴーッ」という音や、シャワーの水流音も胎内音に近いとされています。実際にドライヤーをつける必要はなく、YouTubeなどで「ドライヤー 赤ちゃん」と検索すると、長時間再生できる動画がたくさん見つかります。寝室でスマホから小さめの音量で流すと、寝かしつけにも使えるでしょう。
掃除機や換気扇の音
家電のモーター音も赤ちゃんが落ち着きやすい音のひとつです。掃除機をかけている間だけ泣き止むという経験をしたことのあるママは少なくないはず。これも一定のリズムで鳴り続ける低い周波数の音が、赤ちゃんに安心感を与えるためと考えられています。
ホワイトノイズ
テレビの砂嵐のような「ザー」という音です。専用のホワイトノイズマシンやスマホアプリで手軽に再生できます。アメリカ小児科学会(AAP)のガイドラインでは、ホワイトノイズの使用時は音量を50dB以下に保ち、赤ちゃんから少し離れた場所に置くことが推奨されています。
音も効かないときに試したい5つの方法
音楽や音でも泣き止まないときは、別のアプローチを試してみましょう。
おくるみでやさしく包む
新生児〜生後3か月頃の赤ちゃんに特に効果的なのがおくるみです。お腹の中にいたときのような包まれた感覚が安心感につながります。ガーゼ素材のおくるみなら通気性もよく、季節を問わず使いやすいですよ。ただし、きつく巻きすぎると股関節に負担がかかるため、足まわりはゆとりを持たせてくださいね。
抱っこしてゆっくり揺れる
赤ちゃんを胸に抱いて、ゆりかごのようにゆっくり揺れるのは昔から使われている王道の方法です。縦揺れよりも横揺れのほうが効果的という声が多く、一定のリズムで繰り返すことで赤ちゃんの心拍が落ち着きやすくなります。
お風呂やシャワーで温める
ぐずりがひどいときは、ぬるめのお湯で体を温めてあげると落ち着くことがあります。入浴が難しい時間帯であれば、温かいタオルでお腹やお尻をそっと温めるだけでも効果が期待できます。
ベビーカーやドライブに出かける
車やベビーカーの一定の揺れとエンジン音・走行音の組み合わせが、赤ちゃんを眠りに誘うことがあります。夜中のドライブで寝かしつけをしているパパは実は少なくありません。ただし、運転する大人が眠くならないよう注意が必要です。
場所や環境を変えてみる
「さっきまでリビングで泣いていたのに、ベランダに出たら泣き止んだ」ということは珍しくありません。空気の温度や光、周囲の音が変わることで気分が切り替わるのかもしれません。安全な範囲で、少し環境を変えてみるのもひとつの手です。
泣き止まない原因をチェックしよう
赤ちゃんが泣くのには必ず理由があります。音楽や対処法を試す前に、まずは以下の原因をひとつずつ確認してみてください。
お腹が空いていないか
授乳やミルクの時間が近づいていませんか。とくに新生児期は頻回授乳が必要で、前の授乳から2時間も経たないうちにお腹が空くこともあります。
おむつが汚れていないか
おしっこやうんちで不快感を覚えて泣いている可能性があります。最近のおむつは吸収力が高いですが、敏感な赤ちゃんは少しの湿り気でも嫌がることがあります。
暑すぎ・寒すぎではないか
赤ちゃんは体温調節が未熟なので、大人が快適だと思う温度でも暑く感じていることがあります。背中やお腹に手を当てて、汗ばんでいないかチェックしてみましょう。
体調が悪くないか
いつもと泣き方が違う、顔色が悪い、熱がある、ミルクを飲まないなどの様子がある場合は、体調不良のサインかもしれません。判断に迷ったら、かかりつけの小児科に相談してくださいね。厚生労働省の「子ども医療電話相談(#8000)」は夜間でも相談できるので、緊急時に覚えておくと安心です。
よくある質問(FAQ)
Q. 赤ちゃんが泣き止む音楽はいつ頃から効果がありますか?
生まれてすぐから音に反応はしますが、特定の曲で泣き止むようになるのは生後1〜2か月頃からが多いです。新生児期はホワイトノイズやビニール袋の音のほうが効果的な傾向があります。
Q. 大きな音で音楽を流しても大丈夫ですか?
赤ちゃんの耳は大人よりも繊細です。スマホやスピーカーの音量は会話程度(50〜60dB程度)に抑えましょう。大きすぎる音は聴覚に負担をかける可能性がありますので注意が必要です。
Q. 何をしても30分以上泣き止まないときは?
おむつ・授乳・体温・体調をチェックしても原因がわからず、30分以上泣き止まない場合は、一度赤ちゃんを安全な場所に寝かせて、ママ・パパ自身が数分間深呼吸する時間をとりましょう。それでも落ち着かない場合は、#8000や小児科に相談してください。
Q. 泣き止ませグッズは効果ありますか?
メリーやガラガラ、ぬいぐるみ型のサウンドトイなど、赤ちゃんの注意を引くグッズは一定の効果が期待できます。視覚と聴覚の両方に刺激を与えるタイプが効果的です。
まとめ
赤ちゃんが泣き止まないときは焦ってしまいますが、ポイズン以外にもたくさんの方法があります。今回紹介した7曲や音・対処法の中から、お子さんに合うものをいくつか見つけておくと、いざというときに慌てずに済むでしょう。
大切なのは「この方法でなければダメ」と決めつけないこと。日によって効果のある方法が変わることもありますので、いくつかの引き出しを持っておくのがおすすめです。そして何よりも、泣き止まないことでママ・パパが自分を責める必要はまったくありません。つらいときは遠慮なく周囲や専門家に頼ってくださいね。
※本記事は一般的な情報提供を目的としており、個別の医療アドバイスではありません。お子様の健康に関する具体的なご相談は、必ず医師や専門家にご相談ください。
参考文献
[1] 厚生労働省:子ども医療電話相談(#8000)(2026年5月確認)
[2] American Academy of Pediatrics:Infant Sleep Machines and Sound Levels(2026年5月確認)
[3] 日本小児科学会:乳児の泣きに関する情報提供(2026年5月確認)


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