「里帰りのあいだだけチャイルドシートが要るけれど、買うほどでもない」「警察で無料で借りられると聞いたけれど、新潟でもできるの?」——出産や帰省の予定が決まると、こんな疑問を抱えて調べている方もいらっしゃると思います。
新潟県では、警察署の中に事務所を置く交通安全協会が、会員向けにチャイルドシートの無料貸出を行っています。ただし、会員であることや台数、貸出期間などの条件があり、どのご家庭でも希望どおりに借りられるわけではありません。
この記事でわかること
- 新潟で「警察で借りる」ときの本当の窓口と、無料貸出の条件
- 里帰り出産・雪の季節・県外からの帰省など、新潟ならではの事情に合わせた借り方
- 無料貸出が使えないときに選べる手段と、比べるときのポイント
新潟県交通安全協会や警察庁の公開情報をもとに、2026年9月時点の内容をわかりやすく整理しました。
新潟で「警察のチャイルドシート貸出」の窓口は交通安全協会

「警察で借りる」とよく言われますが、貸出を行っているのは警察そのものではありません。窓口は、警察署の建物の中などに事務所を置く交通安全協会です。先に仕組みを押さえておきましょう。
県内の地区交通安全協会と支所が窓口
公益財団法人新潟県交通安全協会の公式サイトでは、会員特典の一環としてチャイルドシートの無料貸出を行っていると案内されています[1]。問い合わせ先は最寄りの地区交通安全協会や支所で、県内各地の窓口と連絡先が一覧で公開されています。
一覧を見ると、保有台数は拠点ごとにかなり差があります。1台だけの拠点もあれば、まとまった台数を持つ拠点もあり、取り扱いのない拠点もあると明記されています[1]。まずはお住まいの地域、または里帰り先の地域の協会に電話で在庫を聞いてみてくださいね。
貸出の基本条件
新潟県交通安全協会のページに書かれている基本の条件は、次のとおりです[1]。
- 料金は無料。ただし返却時にクリーニング代がかかる場合がある
- 貸出期間は原則2週間、最大3週間
- 貸出期間や費用は地区の協会によって異なる場合がある
- 台数に限りがあり、貸出中のときは借りられない
期間は数週間単位です。里帰り出産のように1か月以上使いたい場合は、期間が足りるかどうかを先に確かめておきましょう。
地区によって条件が変わることもある
地区の協会が独自の条件を定めていることもあります。たとえば西蒲地区交通安全協会では、対象を「県内にお住まいの方で、交通安全協会の会員の方」としています[2]。貸出期間はこれまで1か月でしたが、2026年9月1日の貸出分から2週間に変わっています[2]。
また、借りるときは本人が窓口へ行くこと、会員証を持参すること、申込者以外に使わせる「又貸し」は断られる場合があることも書かれています[2]。条件は見直されることがあるので、借りる直前に各協会の最新情報に目を通しておきましょう。
無料貸出を使う前に知っておきたい注意点

無料貸出はあくまで会員向けのサービスです。つまずきやすい点を4つ挙げておきます。
会員であることが前提
貸出は会員特典として行われています[1]。会員でない場合は、先に入会が必要になります。入会の方法や会費は協会によって違うので、問い合わせのときにあわせて聞いておくとスムーズです。
台数に限りがあり借りられる時期が読みにくい
保有台数の少ない拠点では、先に借りている人がいれば順番待ちになります。新生児用、幼児用といった種類まで選べるとは限らず、西蒲地区交通安全協会も「貸出期間や種類等のご希望に沿えない場合があります」としています[2]。出産予定日に合わせて確保したい場合は、早めに相談しておきましょう。
受け取りも返却も窓口へ出向く
受け取りも返却も、窓口まで足を運ぶのが基本です。産後すぐのママが動くのは大変なので、家族のだれが行くのかを決めておくと慌てずに済みます。ただし、本人来所を求める協会もあるため[2]、代理で受け取れるかどうかも確認しておきましょう。
県外に住む家族は対象外になることがある
見落としやすいのがこの点です。西蒲地区交通安全協会のように「県内にお住まいの方」を対象にしている場合[2]、東京や関西などから里帰りするママ本人は、対象にならない可能性があります。新潟に住むご両親が会員として借りる場合は、又貸しの扱いにならないかも含めて、使う人と車を事前に協会へ伝えておきましょう。
新潟の暮らしに合わせたチャイルドシートの借り方

新潟は車での移動が中心の地域です。雪の季節があり、県外から里帰り出産で戻るご家庭も少なくありません。ここでは、新潟ならではの事情ごとに、無料貸出とレンタルのどちらが合いやすいかを整理します。
里帰り出産で数か月使う方におすすめの借り方
産院からの退院、1か月健診、実家から自宅への移動……と、里帰り中はチャイルドシートを使う場面が何度もあります。滞在が1か月を超えるなら、2〜3週間が基本の無料貸出では期間が足りなくなりがちです。
この場合は、退院前後の数週間だけ無料貸出を使うか、滞在期間をまるごとカバーできるレンタルサービスを使うかを選ぶことになります。出産日は前後するので、期間に余裕を持って借りられる方法を選びましょう。
雪の季節に長距離を移動する方におすすめの使い方
冬の帰省は、雪道や渋滞で車に乗っている時間が長くなりがちです。赤ちゃんが長時間座るぶん、体に合ったサイズで、しっかり固定できるチャイルドシートを選びましょう。
厚手のアウターを着せたままベルトを締めると、見た目よりすき間ができやすくなります。車内を温めてから上着を脱がせてベルトを締め、上からブランケットを掛けてあげてください。雪の日でも手早く付け外しできるタイプだと、気持ちがラクです。
佐渡など島で使う方は窓口と配送地域を確かめる
佐渡にも地区交通安全協会があり、チャイルドシートの貸出窓口として一覧に載っています[1]。島内で使うなら、まずは地元の協会に問い合わせるのが近道です。
宅配のレンタルサービスは、離島への配送や返却に対応していないことがあります。トイサブ!レンタルも、沖縄県と国内の離島へのお届け・返却は受け付けていません。島で使う予定があるなら、申し込む前にお届け先の地域が対象かを確認してください。
協会の無料貸出とレンタルサービスの比べ方

無料貸出と宅配のレンタルサービスの主な違いを表にまとめました。
| 比べるポイント | 交通安全協会の無料貸出 | 宅配のレンタルサービス |
|---|---|---|
| 料金 | 無料(クリーニング代がかかる場合あり) | 有料(期間や商品で変わる) |
| 期間 | 原則2〜3週間など短め(地区で異なる) | 1か月以上の期間を選べることが多い |
| 利用条件 | 会員であること、県内在住など | 申し込みのみで使えることが多い |
| 受け取り・返却 | 窓口へ行く | 自宅や実家に届き、宅配で返す |
| 種類の選びやすさ | 在庫次第で選べないこともある | 商品ページで種類や固定方法を選べる |
| 送料 | 窓口受け取りのためかからない | 別途かかることが多い |
短い期間で、窓口に通える距離に住んでいて、会員の条件を満たしているなら、まずは無料貸出を問い合わせるのがおすすめです。反対に、期間が1か月を超える、新生児から使えるタイプを確実に選びたい、窓口へ行く余裕がない、という場合はレンタルサービスが向いています。
レンタルサービス同士を比べるときは、レンタル料だけでなく、送料を含めた総額で見比べることが大切です。送料は商品の大きさやお届け先で変わるため、申し込み前に合計金額を確かめておきましょう。
チャイルドシートを借りる前のチェックリスト

どこで借りるにしても、押さえておきたい点は次の4つです。
6歳未満は使用が義務
道路交通法では、6歳未満の幼児を車に乗せるときにチャイルドシートを使うことが運転者の義務とされています。警察庁は、6歳以上でも体格などの事情でシートベルトを正しく着けられない場合は、チャイルドシートを使うよう呼びかけています[3]。新潟県も、使用義務と、授乳やおむつ替えの最中などの例外を公式サイトで説明しています[4]。新潟県警察のページでは、子どもの成長に合わせたチャイルドシートの使用を呼びかけるチラシや動画が紹介されています[5]。
里帰り中の短い移動でも、赤ちゃんを抱っこしたまま車に乗るのは避けましょう。
月齢と体格に合うタイプを選ぶ
チャイルドシートは、新生児から使える乳児用、1歳ごろからの幼児用、さらに大きくなってからのジュニアシートなど、体格に応じて種類が分かれています。借りるときは「何か月の子が、どのくらいの期間使うか」を伝え、体重や身長の適用範囲が合っているかを確かめてください。
車の固定方法と合っているか
固定方法は大きく分けて、ISOFIXで座席の金具に取り付けるタイプと、車のシートベルトで固定するタイプがあります。借りる車がどちらに対応しているかを先に確認しておくと、選ぶ商品が絞り込めます。
使う期間を日付で書き出す
「退院の日から実家を出る日まで」のように、使い始めと使い終わりの日付を書き出しておくと、無料貸出で足りるのか、レンタルで何日間借りればよいのかがはっきりします。出産日のずれも見込んで、少し余裕を持たせておきましょう。
レンタルサービスで借りるときの流れと注意点

宅配のレンタルサービスは「注文→自宅や実家で受け取り→宅配で返却」という流れが一般的です。注意したいのは次の3点です。
- レンタル期間をいつから数えるかを確かめ、退院日の少し前に届くよう逆算して注文する
- 届いたら、取り付け方を説明書で確認し、一度車に付けてみる
- 返却に使う箱や緩衝材は捨てずにとっておく
トイサブ!レンタルでは、商品ごとに3日間や30日間などの期間を選べて、足りなくなったら延長もできます。お届け日を指定しなければ、平日午前10時までのご注文は当日に発送されます。予定より早く必要になったというときにも間に合わせやすくなります。
往復送料は初回のお支払いにまとめて含まれます。返却時は同梱の着払い伝票をそのまま使えるので、あらためて送料を支払う手間はありません。そのためにも、届いたときの箱は保管しておいてくださいね。
よくある質問
新潟の警察署に行けばチャイルドシートを借りられますか?
警察署そのものではなく、警察署の中などに事務所がある交通安全協会が貸出の窓口です。取り扱いのない拠点もあるため、行く前に最寄りの地区交通安全協会へ電話で在庫と条件を確認しましょう[1]。
交通安全協会の会員でなくても借りられますか?
新潟県交通安全協会の貸出は会員特典のため、会員でない場合は入会が必要になります[1]。入会の方法や会費、入会したその日に借りられるかどうかは協会によって違うので、問い合わせのときに確認してください。
県外から里帰りする場合も無料で借りられますか?
協会によっては県内在住者を対象にしているため、県外に住む方本人は借りられない場合があります[2]。新潟に住むご家族が借りる場合も、使う人や車について事前に協会へ相談してください。
トイサブ!レンタルで借りたチャイルドシートの返し方を教えてください。
届いたときの箱に詰めて、同梱の着払い伝票を使い、佐川急便の最寄りの営業所へ電話で集荷を依頼して返却します。往復送料は初回のお支払いに含まれているため、返却時に送料をあらためて支払う必要はありません。箱や緩衝材を捨ててしまうと自分で用意することになるので、使い終わるまで保管しておいてください。
送料はいくらかかりますか?
送料は商品のサイズや種類、お届け先によって異なります。カートに商品を追加してお届け先住所を入力すると、実際の送料を確認できます。
新潟の警察でチャイルドシートを借りるときのまとめ

新潟で「警察でチャイルドシートを借りる」ときの窓口は、警察署の中などにある交通安全協会です。会員なら無料で借りられますが、期間は原則2週間・最大3週間が基本で、台数や対象者の条件は地区ごとに異なります。
- 短期間で、窓口に通えて会員の条件を満たすなら、まずは最寄りの交通安全協会に問い合わせる
- 里帰り出産などで1か月以上使う、種類を選びたい、窓口に行く余裕がないなら、宅配のレンタルサービスを検討する
- どちらの場合も、月齢と体格、車の固定方法、使う期間を先に確かめておく
雪の季節の帰省も、産後はじめてのドライブも、体に合ったチャイルドシートがあれば安心して出かけられます。ご家庭の予定に合う方法を選んで、赤ちゃんとの移動を楽しんでくださいね。
📚 合わせて読みたい
出典・参考
- チャイルドシート貸出について(公益財団法人新潟県交通安全協会) — 確認日: 2026-09-22
- チャイルドシート等貸出(西蒲地区交通安全協会) — 確認日: 2026-09-22
- 子供を守るチャイルドシート(警察庁) — 確認日: 2026-09-22
- チャイルドシート使用義務(新潟県) — 確認日: 2026-09-22
- シートベルト・チャイルドシートの着用(新潟県警察) — 確認日: 2026-09-22
※本記事は2026年9月時点の情報に基づいて作成しています。交通安全協会の貸出条件は変更されることがあるため、最新情報は各協会へお問い合わせください。料金・在庫はトイサブ!レンタルの商品ページでご確認ください。

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