2人目の赤ちゃんを迎える準備を進めるなかで、「上の子が赤ちゃんに何かしてしまったらどうしよう」と不安を感じていませんか。抱っこしたがったり、おもちゃを顔の上に置いてしまったり――悪気がないからこそ、目が離せなくて気が休まらないですよね。
1人目のときは布団やベッドインベッドで乗り切れた方も、2人目となると事情が変わります。上のお子さんが自由に動き回る生活のなかで、赤ちゃんの安全をどう確保するか。実はこの「上の子対策」こそが、2人目のベビーベッド選びでいちばん大切なポイントなんです。
この記事では、年齢差ごとの上の子の行動パターンから、ベビーベッド選びの具体的なチェックポイント、部屋の配置術、そして上の子の心のケアまで、2人目育児の不安をまるごと解消できる情報をお届けします。
ベビーベッド選び全体の流れを知りたい方は「ベビーベッドの選び方完全ガイド|種類・安全基準・おすすめモデルまで徹底解説」もあわせてご覧ください。
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なぜ二人目には「上の子対策」が欠かせないのか
1人目のときにはなかった心配ごとが、2人目では一気に増えます。上の子の行動を「危ないからダメ」と叱るだけでは解決しません。まずは、なぜ対策が必要なのかを具体的に見ていきましょう。
好奇心からの「触りたい」が事故につながる
上の子にとって、赤ちゃんは初めて見る小さな存在。「さわりたい」「抱っこしたい」という気持ちはごく自然なものです。けれど、力加減がわからない幼児が赤ちゃんの顔を押さえたり、口や鼻をふさいでしまったりすると、窒息につながる危険があります。消費者庁は0〜1歳児の不慮の事故のなかで「就寝中の窒息」が最も多いと報告しており、顔の上に物が覆いかぶさる状況は絶対に防がなければなりません。
嫉妬や赤ちゃん返りによる予測できない行動
「ママを取られた」という気持ちから、上の子が赤ちゃんを叩いたり押したりしてしまうケースは珍しくないんです。ふだんは穏やかなお子さんでも、ママが授乳しているときに突然手が出てしまうことがあります。こうした行動は発達上の正常な反応ですが、赤ちゃんの身体はとても繊細。物理的なバリアがあるだけで、親も子も安心して過ごせる環境をつくれます。
おもちゃや毛布を入れてしまうリスク
「赤ちゃんにもどうぞ」と、お気に入りのぬいぐるみやブランケットをベッドに入れてあげようとする上の子も多いでしょう。その優しさ自体はとてもうれしいものですが、ぬいぐるみや毛布が赤ちゃんの顔にかかると窒息の原因になりかねません。こども家庭庁も赤ちゃんの寝床に柔らかい物を置かないよう注意喚起しています。柵の高いベビーベッドがあれば、上の子の手が簡単には届かず、こうした善意のリスクも防ぎやすくなりますよ。
参考文献
– 消費者庁:就寝時の子どもの窒息事故に注意しましょう(2026年5月確認)
– こども家庭庁:赤ちゃんが安全に眠れるように(2026年5月確認)
【年齢差別】上の子の行動パターンと対策の目安
上の子の年齢によって、赤ちゃんへの関わり方や注意すべきポイントは大きく異なります。お子さんの年齢差に合わせて、どんな対策が必要か確認してみてくださいね。
年子〜2歳差:とにかく目が離せない時期
上の子がまだ1〜2歳の場合、「赤ちゃんが壊れやすい存在」という認識がほぼありません。赤ちゃんの上に乗ろうとしたり、顔を叩いてしまったり、言葉で説明しても理解が難しい年齢です。自分自身もまだまだ手がかかるため、ママが赤ちゃんのお世話をしている隙に予想外の行動を取ることも。この年齢差では、ハイタイプのベビーベッドで「物理的に手が届かない環境」をつくることが最優先の対策になります。柵をよじ登ろうとする可能性もあるので、床板は低めに設定しつつ、柵の高さが十分にあるモデルを選びましょう。
3歳差:言葉は通じるけれど衝動が勝つ
3歳になると「赤ちゃんに優しくしてね」と伝えれば頭では理解できるようになってきます。けれど、実際の場面では「触りたい」「お世話したい」という衝動が勝ってしまうことがしばしば。お水を飲ませてあげようとしたり、自分のおやつをあげようとしたり、善意の行動がかえって危険につながるのがこの年齢の特徴です。ハイタイプのベビーベッドは引き続き有効ですが、「ベッドの柵越しに顔を見せてあげる」「おもちゃを一緒に選んであげる」など、安全に赤ちゃんとの関わりを持たせてあげる工夫も大切になってきます。
4歳差以上:理解はできるが油断は禁物
4歳以上になると言葉でのコミュニケーションがしっかり成り立つようになり、「赤ちゃんは優しく触ってね」「ベッドにはおもちゃを入れないでね」といった約束を守れる場面が増えてきます。ただし、赤ちゃん返りで精神的に不安定になると、わかっていてもつい手が出てしまうことがあるんです。ベビーベッドによる物理的なガードは3歳差までほどの緊急性はないものの、親がそばにいない瞬間のリスクはゼロではありません。特に夜間や親がキッチンにいるときなど、少しでも目を離す時間がある場合はベビーベッドがあると安心でしょう。
二人目のベビーベッド選び 5つのチェックポイント
上の子がいる環境でのベビーベッド選びでは、1人目のときとは違う視点が必要です。安全対策の観点から、特に重視したい5つのポイントをお伝えしますね。
柵の高さ:ハイタイプ(床板高さ70cm前後)が必須
上の子対策でいちばん重要なのは、柵の高さです。ハイタイプのベビーベッドは床板の最上段が約70cmの高さにあり、2〜3歳の子どもでは柵を越えて中に手を入れるのが難しくなります。ロータイプやミドルタイプでは、台や椅子に乗って簡単に覗き込めてしまうため、上の子がいるご家庭ではハイタイプを選ぶのが基本と考えてください。
柵のロック機構:片手では開けられない構造
前枠や側面の柵が上下にスライドするタイプのベビーベッドでは、ロック機構の確認が欠かせません。3歳を過ぎると手先が器用になり、大人の動作を見よう見まねで柵を開けようとすることがあります。ダブルロック式や、一定の力を入れないと解除できない機構のモデルなら、子どもが勝手に柵を開けてしまうリスクを減らせるでしょう。
木製フレーム:揺れにくく頑丈
メッシュタイプの折りたたみベッドは軽くて持ち運びに便利ですが、上の子が体重をかけて寄りかかると揺れたり傾いたりする可能性があります。木製フレームのベッドは重量があるぶん安定感が高く、上の子が柵を揺すっても簡単にはぐらつきません。安全性を最優先に考えるなら、木製のハイタイプがもっとも安心な選択肢です。
キャスター付き:部屋間の移動がラクに
日中はリビング、夜は寝室と、赤ちゃんの居場所を移動させたい場面は多いもの。キャスター付きのベビーベッドなら、赤ちゃんを寝かせたまま移動できるので、ママの目が届く場所に常に赤ちゃんを置いておけます。もちろん、設置後はキャスターのストッパーを必ずロックしてくださいね。上の子がベッドを押して動かしてしまう事故も報告されていますので、ロックの確認は習慣にしましょう。
サイズ:レギュラーサイズで長く使える
ミニサイズのベビーベッドは省スペースで便利ですが、使用期間が短くなりがちです。上の子対策が必要な期間は、上の子が言葉をしっかり理解して約束を守れるようになるまで続くので、レギュラーサイズ(内寸120cm×70cm)のほうが長期間安心して使えるでしょう。赤ちゃんが寝返りやずりばいを始めても、レギュラーサイズなら十分なスペースが確保できます。
上の子対策におすすめのベビーベッド
ここからは、上の子がいるご家庭に特におすすめのベビーベッドをご紹介します。安全性・使い勝手・レンタルのしやすさを総合的に判断して選びました。
カトージ ハイポジションベビーベッド アーチ 2


画像出典: トイサブレンタル
上の子対策を最優先に考えるなら、まず候補に入れたいのがこのモデルです。床板の高さは3段階に調節でき、最上段に設定すると柵の内側までの高さが十分に確保されるため、2〜3歳のお子さんが簡単には手を入れられない設計になっています。レギュラーサイズの木製フレームは安定感があり、上の子が柵を揺すってもびくともしません。キャスター付きで部屋間の移動もスムーズ。おむつ替えや着替えもラクな高さで、産後のママの体にもやさしいベッドです。
ヤマサキ ハイタイプベッド ツーオープン


画像出典: トイサブレンタル
ヤマサキのハイタイプベッドは、前面と側面の2方向に開閉できる「ツーオープン」構造が特徴です。大人用ベッドの横に設置して側面を開ければ添い寝スタイルに、日中は両面とも閉じて上の子対策仕様にと、シーンに応じて使い分けられます。ハイタイプならではの柵の高さで安心感は抜群。国内メーカーの木製フレームは丈夫で安定性も高く、きょうだいのいる家庭にぴったりの一台です。
ヤマサキ ツーオープンベッド b-side


画像出典: トイサブレンタル
こちらも2方向開閉のツーオープンタイプ。国産ブナ材を使用したフレームは、ナチュラルなデザインでリビングにも馴染みやすいのが魅力です。ミドルタイプの高さですが、柵の作りがしっかりしているので、4歳差以上のきょうだいがいるご家庭や、上の子がある程度言葉を理解できる年齢であれば十分に対策できるでしょう。夜間の添い寝スタイルと日中のガード使用を両立したい方におすすめの一台です。
ココネル エアー プラス AB(リビング用サブベッドに最適)


画像出典: トイサブレンタル
メインのベビーベッドとは別に、リビング用のサブベッドとしておすすめしたいのがココネル エアー プラス ABです。メッシュ素材で通気性がよく、折りたたんでコンパクトに収納できるので、帰省先や実家への持ち運びにも重宝します。ただし、メッシュタイプは木製ベッドに比べて柵の高さが低めで、上の子が体重をかけると揺れやすい面も。メインの上の子対策用としてではなく、「日中ママの目が届くリビングで赤ちゃんを安全に寝かせておきたい」というサブ的な使い方がおすすめです。
添い寝タイプを選ぶときの注意点
そいねーるやファルスカ ベッドサイドベッドのような添い寝タイプは、片面が開放される構造のため、上の子対策としては不向きです。開放面から上の子が赤ちゃんに簡単に触れてしまうため、きょうだいのいるご家庭では「四面が柵で囲まれたタイプ」を基本に選ぶのが安心でしょう。もし添い寝タイプを使いたい場合は、夜間のみ大人用ベッドに横付けして使い、日中は開放面を閉じて柵として固定できるモデルを選ぶとよいですよ。
赤ちゃんを守る部屋の配置術
ベビーベッドを置く場所ひとつで、安全度は大きく変わります。上の子の動線を意識した配置を考えてみましょう。
リビング+寝室の「2台体制」がベスト
2人目育児では、日中のリビングと夜間の寝室、両方に赤ちゃんの安全な居場所を確保しておくのが理想です。寝室にはハイタイプの木製ベビーベッドを据え置きにして、リビングにはココネルのような折りたたみベッドを1台。こうすることで、赤ちゃんを移動させるたびに目を離す隙がなくなり、上の子との安全な距離感を保ちやすくなります。2台そろえるとなると費用が気になりますが、レンタルを活用すれば必要な期間だけ使えるので無駄がありません。
配置のコツ:上の子の動線から離す
ベビーベッドは、上の子がよく走り回る通路や遊びスペースからできるだけ離れた場所に配置しましょう。壁際に寄せると片面が塞がるぶん、上の子がアクセスできる面が減ります。また、ベッドの近くに踏み台になりそうな家具(ソファ、椅子、収納ボックスなど)を置かないことも大切です。子どもは驚くほど身軽に台を使って高いところに手を伸ばすので、ベッド周辺1メートルほどは物を置かないスペースを確保できると安心ですね。
ペットがいる場合の追加対策
犬や猫を室内で飼っているご家庭では、ペットの対策も忘れずに。猫はベビーベッドの柵の上にひょいと乗ってしまうことがありますし、犬はベッドに前足をかけて中を覗き込むこともあります。ベッドの上に蚊帳タイプのネットを被せておくと、ペットの侵入を物理的に防ぐことができるでしょう。また、ペットがベッドの周囲に来られないようベビーゲートで仕切りをつくるのも効果的です。
上の子の心のケアも忘れずに
安全対策を万全にしたら、もうひとつ大切にしたいのが上の子の気持ちです。ベビーベッドで赤ちゃんを「守る」環境をつくりつつ、上の子が疎外感を感じないような関わり方を意識してみてくださいね。
「お兄ちゃん・お姉ちゃん役」を一緒に楽しむ
「赤ちゃんにおもちゃを入れちゃダメ」と禁止するだけでは、上の子は寂しさを募らせてしまいます。代わりに、おむつを持ってきてもらう、ガラガラを振って見せてあげるなど、安全にできるお手伝いを任せてあげましょう。「〇〇ちゃんが手伝ってくれたから赤ちゃんが笑ったよ」と声をかけてあげると、きょうだいとしての自信と愛着が育まれていきます。
上の子だけの特別な時間を確保する
赤ちゃんのお世話に追われるなかでも、上の子と1対1で向き合う時間は意識して確保してほしいポイントです。赤ちゃんが寝ている間に絵本を1冊読む、パパと2人でお散歩に行くなど、短い時間でも構いません。「ママはあなたのことも大好きだよ」というメッセージが伝わるだけで、赤ちゃん返りの行動はずいぶん落ち着くものです。
赤ちゃん返りは成長の証と受け止める
指しゃぶりが復活する、急に抱っこをせがむようになる、トイレの失敗が増える――こうした赤ちゃん返りの行動を見ると、ママは「私の接し方が悪いのかな」と自分を責めてしまいがちですよね。でも、赤ちゃん返りは「ママが大好き」という気持ちの裏返し。上の子なりに新しい家族構成に適応しようとしている途中なんです。叱らず、甘えたい気持ちを受け止めてあげることで、自然と落ち着いていくことが多いですよ。
よくある質問(FAQ)
上の子対策とベビーベッドに関して、よく寄せられる疑問にお答えしていきます。
Q. ベビーベッドなしで二人目の上の子対策はできる?
ベビーサークルで赤ちゃんのスペースを区切る方法もありますが、サークルは柵が低めで上の子が簡単に乗り越えてしまう場合があります。また、床に置いたマットだけでは、上の子が走り回った際に踏んでしまう危険もあるでしょう。安全面を考えると、柵の高いベビーベッドを1台用意しておくのがいちばん確実な対策です。
Q. 上の子対策にはミニサイズとレギュラーサイズ、どちらがいい?
上の子対策を重視するなら、レギュラーサイズ(内寸120cm×70cm)をおすすめします。ミニサイズは赤ちゃんが大きくなると窮屈になりやすく、使用期間が短くなりがちです。対策が必要な期間は上の子の年齢によって変わりますが、少なくとも1歳前後まで使えるレギュラーサイズのほうが安心でしょう。
Q. 木製ベッドとメッシュベッド、上の子対策にはどちらが向いている?
メインの上の子対策用途には木製ベッドがおすすめです。木製フレームは重量があるぶん安定感が高く、上の子が押したり揺すったりしても動きにくいのが利点。メッシュタイプは軽量で持ち運びに便利なので、リビング用サブベッドや帰省用として併用するのがよいでしょう。
Q. いつまで上の子対策のベビーベッドが必要?
目安としては、上の子が「赤ちゃんには優しく触る」「ベッドにはものを入れない」という約束を自分で守れるようになるまでです。お子さんの性格や発達にもよりますが、一般的には上の子が4〜5歳、赤ちゃんが自分で寝返りを打って危険を回避できるようになる生後6〜8か月頃が、ベビーベッド卒業のひとつの目安になります。使用期間が限られているからこそ、レンタルという選択肢が合理的です。
Q. 上の子が柵をよじ登ろうとしたらどうすればいい?
まず、ベッドの床板を最も低い位置に下げ、柵の上端と床板の差を最大にしてください。それでもよじ登ろうとする場合は、ベッドの周囲に踏み台になるものがないか確認しましょう。また、上の子に対して「ベッドには登らないでね」と繰り返し伝えつつ、赤ちゃんとの安全な触れ合い方を教えてあげることも大切です。
二人目育児は「レンタル」で賢く乗り切ろう
上の子対策のためにベビーベッドが必要な期間は、多くの場合1年前後。その後は上の子も成長して危険な行動が減り、ベビーベッドの役目は終わります。「必要な時期だけ使って、終わったら返す」――レンタルはまさに2人目育児にぴったりの選択肢です。
トイサブレンタルでは、この記事でご紹介したカトージ ハイポジションベビーベッド アーチ 2やヤマサキ ハイタイプベッド ツーオープンをはじめ、木製ハイタイプのベビーベッドを豊富に取り揃えています。1人目のときに買ったベビーベッドがすでに手元にない方や、上の子対策用にハイタイプを試してみたい方は、ぜひ一度ラインナップをチェックしてみてくださいね。
まとめ
2人目のベビーベッド選びでは、「上の子からどう赤ちゃんを守るか」が最も大切な視点です。年齢差によって上の子の行動パターンは異なりますが、共通して言えるのは、柵の高いハイタイプの木製ベビーベッドが安心だということ。ベッド選びに加えて、配置の工夫と上の子の心のケアを組み合わせることで、家族みんなが穏やかに過ごせる環境をつくっていけるでしょう。
必要な期間だけレンタルで賢くベビーベッドを活用して、2人目育児を笑顔で乗り切ってくださいね。
ベビーベッド全体については「ベビーベッドの選び方完全ガイド|種類・安全基準・おすすめモデルまで徹底解説」で詳しく解説しています。
参考文献
– 消費者庁:就寝時の子どもの窒息事故に注意しましょう(2026年5月確認)
– こども家庭庁:赤ちゃんが安全に眠れるように(2026年5月確認)
※本記事は一般的な情報提供を目的としており、個別の医療アドバイスではありません。お子様の健康に関する具体的なご相談は、必ず医師や専門家にご相談ください。


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