「レギュラーとミニ、ハイタイプに添い寝タイプ……ベビーベッドは種類が多すぎて、どれとどれを比べればいいのか分からない」。出産準備を進めるなかで、そんな迷いを抱えていませんか。
売り場やカタログでは、サイズの名前と高さの名前と機能の名前が同じ列に並んでいます。比べる土俵がそろっていないので、決め手が見つからなくなりますよね。この記事では、ベビーベッドの種類を「サイズ」「高さ」「機能」の3つの軸に分けて整理します。
使う期間や部屋の広さから向いている種類を逆算する方法と、種類を決めたあとで見落としやすい点もまとめました。
ベビーベッドの種類は「サイズ・高さ・機能」の3つの軸で分けられる

ベビーベッドの種類は数が多く見えますが、分ける軸は3つだけです。どの軸の話かが分かると、比較がぐっとラクになります。
| 分ける軸 | 主な種類 | 変わること |
|---|---|---|
| サイズ | レギュラー/ミニ・コンパクト/ハーフ・タイニー/添い寝(ベッドサイド) | 置き場所と使用期間 |
| 高さ | ハイタイプ/ロータイプ | お世話の姿勢と床からの高さ |
| 機能・素材 | ツーオープン/折りたたみ/キャスター付き/木製・メッシュ | 使い勝手と動かしやすさ |
大切なのは、3つの軸が重なり合っている点です。「レギュラーサイズのハイタイプでツーオープン」のように、1台は3軸すべての要素を同時に持ちます。絞り込む順番はサイズ、高さ、機能の順がおすすめです。まずは置きたい部屋の空きスペースを測るところから始めてみてください。
サイズ別に見るベビーベッドの種類

サイズは置き場所と使用期間を決める、いちばん基本の軸です。内寸の目安と使える期間を一覧にしました。
| サイズ | 内寸の目安 | 使用期間の目安 | 向いているご家庭 |
|---|---|---|---|
| レギュラー | 120×70cm | 新生児〜2歳ごろ | 長く使いたい・置く場所に余裕がある |
| ミニ・コンパクト | 90×60cm | 新生児〜1歳ごろ | 部屋を広く使いたい |
| ハーフ・タイニー | 約60〜70×70cm | 新生児〜4ヶ月ごろ | 里帰りなど短い期間だけ使う |
| 添い寝(ベッドサイド) | 約90×45cm前後 | 新生児〜1歳ごろ | 夜間の授乳の負担を減らしたい |
💡 豆知識: 置けるかどうかは内寸ではなく外寸で確かめます
表の120×70cmは赤ちゃんが寝るスペースの内寸で、柵の厚みを加えた外寸は幅125cm前後になります。設置場所は、外寸に柵を開け閉めする分の余裕を足して測っておくと安心です。
レギュラーサイズ|内寸120×70cmで2歳ごろまで使える定番
流通量が多く、新生児から2歳ごろまで使えるのがレギュラーサイズです。寝返りやハイハイを始めても手狭になりにくく、買い替えの手間が少なく済みます。
一方で外寸は幅125cm前後になるため、置ける部屋がかぎられます。設置予定の壁面に125cm以上の空きがあるか確認しましょう。
ミニ・コンパクトサイズ|内寸90×60cmで置き場所を選ばない
内寸90×60cmのミニサイズは、レギュラーより一回り小さく、寝室やリビングの限られたスペースにも収まります。使用期間の目安は新生児から1歳ごろまでです。
その分、成長が早いと1歳を待たずに窮屈になることもあります。置き場所を優先したいご家庭に向いています。
ハーフ・タイニーサイズ|里帰りなど短い期間に向くいちばん小さい種類
ハーフやタイニーと呼ばれるサイズは、内寸が約60〜70×70cmといちばん小さいサイズです。使用期間の目安も新生児から4ヶ月ごろまでと短めで、里帰り出産など、使う期間が区切られている場面で選ばれます。準備の進め方は里帰り出産の準備リストもあわせてご確認ください。
数ヶ月しか使わないと分かっているなら、購入よりも借りて済ませる方法も検討できます。
添い寝(ベッドサイド)タイプ|大人のベッドに横づけできる
片側の柵を外したり下げたりして、ママ・パパのベッドの横に隙間なくつけられるのが添い寝タイプです。夜間の授乳のたびに起き上がらずに済み、産後の負担を減らせます。
内寸は約90×45cm前後が中心ですが、レギュラーと同じ120×70cmの製品もあります。横づけするベッドの高さと合わせられるか確認しましょう。
高さ別に見るベビーベッドの種類

次は床板の高さという別の軸で見ていきます。同じレギュラーサイズでも、高さが違えばお世話のしやすさが変わります。
多くの製品は床板の高さを2段階前後で調節できます。つかまり立ちを始めたら、いちばん低い位置に下げるのが基本です。
ハイタイプ|立ったままお世話ができて腰の負担が少ない
床板が高い位置にあり、立ったままおむつ替えや寝かしつけができるのがハイタイプです。かがむ回数が減るため、帝王切開後や腰に不安があるママ・パパに向いています。
床下に収納スペースを取れる製品も多く、おむつなどの置き場所に使えます。ただし動き始めたら床板を下げる操作が欠かせません。
ロータイプ|転落したときの高さが低く床での添い寝に向く
床板の位置が低いロータイプは、万が一柵を乗り越えても床までの距離が短くなります。ママ・パパが布団で寝ているご家庭では、目線の高さがそろい様子を確認しやすい点も利点です。
反対に、おむつ替えのたびにかがむ姿勢になるため、新生児期は負担を感じることもあります。
機能・素材別に見るベビーベッドの種類

3つ目の軸が機能と素材です。「ツーオープン」「折りたたみ」といった言葉は、この軸の話をしています。
柵の開き方で分かれる種類|ツーオープン・スリーオープン
ツーオープンは、前面の柵が上下にスライドするだけでなく、横方向にも開く構造を指します。壁に寄せて置いても、開いた側から赤ちゃんを抱き上げられます。
スリーオープンは3方向が開く構造で、部屋のどの向きに置いても出し入れしやすくなります。置き方が未定なら、開く方向が多い種類が安心です。
たためる・動かせるで分かれる種類|折りたたみとキャスター付き
折りたたみタイプは、使わない期間にたたんで収納しておけます。里帰りや帰省で持ち運ぶ予定があるご家庭に向いています。
キャスター付きは、日中はリビング、夜は寝室のように部屋を移動させて使えます。移動させる場合は、ストッパー付きかどうかを確認しましょう。
📖 こちらも: 組み立て方を先に確認したい場合
折りたたみタイプは開閉のしくみが製品ごとに異なります。手順はベビーベッドの組み立て方にまとめています。
素材で分かれる種類|木製とメッシュ(プレイヤード型)
据え置きは木製が主流で、しっかりした造りと安定感が特徴です。使用期間後にベビーサークルへ組み替えられる製品もあります。
一方、布やメッシュを張ったプレイヤード型は軽く、たたんで持ち運べます。通気性がよい反面、寝かせる用途で使えるかは仕様欄を確認してください。
据え置き以外のベビーベッドの種類|ベッドインベッドとクーファン

置き場所が取れない場合は、据え置き型以外の選択肢もあります。ベッドインベッドは、ママ・パパのベッドや布団の上に赤ちゃんの寝る場所を区切る道具です。
クーファンはかご状の携帯用ベッドで、赤ちゃんを寝かせたまま部屋を移動できます。どちらも省スペースですが柵で囲われていないため、使える月齢は短く、目の届く範囲で使うのが前提です。
据え置き型の代わりになるかは、使える月齢と、目の届く範囲で使えるかを確認してから判断すると失敗が少なくなります。
使う期間・部屋の広さ・家族構成から向いている種類を絞る

3つの軸が分かったら、今度はご家庭の条件から種類を逆算します。いちばん効くのは「いつまで使うか」です。
| 使う期間の見込み | 向いている種類 |
|---|---|
| 1〜2ヶ月(里帰り・実家滞在など) | ハーフ・タイニーサイズ、ベッドインベッド |
| 半年〜1年 | ミニ・コンパクトサイズ、添い寝タイプ |
| 2歳ごろまで | レギュラーサイズ |
部屋の広さも合わせて見ます。寝室なら人が通る幅を残せるか、リビングなら生活動線をふさがない位置に外寸ぶんのスペースを取れるかが基準です。
家族構成では、上のお子さまやペットがいるご家庭ほど、柵で囲われた据え置きタイプが向いています。夜間の授乳を最優先にしたいなら添い寝タイプです。
使い終わったあとの片付け方も、あわせて考えておくと安心です。処分の具体的な方法はベビーベッドの処分方法7つで確認できます。
ベビーベッドの種類選びで見落としやすいこと

種類が決まったあとに「合わなかった」となりやすいのが、布団と安全基準の2点です。本体選びの段階で確認しておくと、買い直しや借り直しを避けられます。
布団のサイズがベッドの内寸に合っているか
ベビー布団はレギュラー用とミニ用でサイズが分かれています。ミニサイズのベッドにレギュラー用を敷くと、はみ出して折れ曲がり、すき間や段差ができます。
本体の内寸を確認したら、対応した布団を同時に選びましょう。ハーフ・タイニーサイズや添い寝タイプは専用寸法の製品も多いため、商品ページで確認してみてくださいね。
安全基準マーク(PSC・SG)が付いているか
ベビーベッドは、国の技術基準を満たした製品にPSCマークが表示される対象品目です。あわせて、製品安全協会が定める基準に適合した製品にはSGマークが付きます。
乳幼児用ベッドは消費生活用製品安全法の特定製品に指定されています。国の技術基準を満たした製品にPSCマークが表示される品目です。SGマークは、製品安全協会の認定基準に適合した製品に表示される任意のマークです。
出典: 消費者庁「子どもの事故防止」(2026年8月確認)
出典: 製品安全協会「SGマーク制度」(2026年8月確認)
中古品やフリマアプリで探す場合は、マークの有無に加えて柵や床板のがたつきも確認しましょう。制度の内容は2026年8月時点のもので、最新の情報は各機関の窓口でご確認ください。
気になる種類はレンタルで試す方法もある

使う期間が数ヶ月と分かっている種類や、実物を見てから決めたい種類は、レンタルで試す方法があります。トイサブ!レンタルなら、30日間単位で借りて実物の大きさや使い勝手を確かめられます。
ここではサイズ・高さ・機能の軸ごとに、代表的な種類を1点ずつご紹介します。料金は2026年8月時点のものです。最新の料金と在庫はベビーベッドのレンタル商品一覧の各商品ページでご確認ください。
長く使える定番のレギュラーサイズなら
2歳ごろまで使う前提なら、内寸120×70cmのレギュラーサイズから見ていくと選択肢が絞りやすくなります。
ツーオープンベッド b-side(ヤマサキ)

前面と側面の2方向が開くため、壁に寄せて置いても抱き上げやすい形です。床下に収納スペースがあり、おむつやお着替えの置き場所としても使えます。
- レンタル料金(税込) :30日間 10,263円〜(2026年8月時点)
- 特徴 :内寸120×70cmのレギュラーサイズ/高さ2段調節/ツーオープン/収納スペースとキャスター付き
- 対象月齢/タイプ :0ヶ月〜24ヶ月/据え置きタイプ(外寸 幅125×奥行82×高さ89cm)
立ったままお世話をしたいハイタイプなら
腰の負担を減らしたい場合は、床板の高さがどこまで上がるかを基準に選びましょう。
ハイタイプベッド ツーオープン(ヤマサキ)

床板を床から約70cmまで上げられるため、立ったままおむつ替えや寝かしつけができます。ストッパー付きのキャスターが付いており、部屋の移動にも対応します。
- レンタル料金(税込) :30日間 6,499円〜(2026年8月時点)
- 特徴 :内寸120×70cmのレギュラーサイズ/床板の高さは床から約70cmまで調節/ツーオープン/ストッパー付き4輪キャスター
- 対象月齢/タイプ :0ヶ月〜24ヶ月/ハイタイプの据え置きタイプ
省スペースでたためるミニサイズなら
置き場所を最優先にしたいご家庭は、内寸90×60cmのミニサイズに折りたたみ機能が付いた種類が候補になります。
ミニベビーベッド 折り畳み(カトージ)

組み立てが不要で、届いたその日から使えます。使わない期間はたたんでおけるので、来客時や模様替えのときも動かしやすい種類です。
- レンタル料金(税込) :30日間 4,290円〜(2026年8月時点)
- 特徴 :内寸90×60cmのミニサイズ/折りたたみ可/高さ調節/収納スペースとキャスター付き/組み立て不要
- 対象月齢/タイプ :0ヶ月〜24ヶ月/折りたたみタイプ(重量15kg)
夜間の授乳をラクにしたい添い寝タイプなら
添い寝タイプは、横づけするベッドの高さに合わせられるかが決め手になります。高さ調節の段数を確認しておきましょう。
ベッド サイド ベッド 03(ファルスカ)

高さを9段階で調節できるため、ママ・パパが使うベッドの高さに合わせて横づけできます。使用期間が終わったあとはベビーサークルとしても使えます。
- レンタル料金(税込) :30日間 10,263円〜(2026年8月時点)
- 特徴 :内寸約120×70cm/高さ9段階調節/ベビーサークル兼用/キャスター付き
- 対象月齢/タイプ :0ヶ月〜24ヶ月/添い寝(ベッドサイド)タイプ
置き場所がないときのベッドインベッドなら
据え置き型を置くスペースがない場合は、寝具の上で寝る場所を区切れる種類から検討します。
ベッドインベッド フレックス(ファルスカ)

重量が約1kgと軽く、折りたためば場所を取りません。月齢に応じて、添い寝サポートからお座りサポート、チェアサポートへと形を変えて使えます。
- レンタル料金(税込) :30日間 3,520円〜(2026年8月時点)
- 特徴 :使用時 約W40×D70×H17cm/折りたたみ時 約W40×D40×H17cm/重量約1kg
- 対象月齢/タイプ :添い寝サポートは新生児〜4ヵ月頃/お座りサポートは4〜8ヵ月頃/チェアサポートは8ヵ月〜2才頃
ベビーベッドの種類でよくある質問

ベビーベッドの種類は全部でいくつありますか?
サイズで4種類、高さで2種類、機能・素材でさらに複数の種類に分かれます。組み合わせると「レギュラーサイズのロータイプで折りたたみ」のように表せます。
種類によって使える期間はどのくらい変わりますか?
レギュラーサイズは2歳ごろ、ミニサイズは1歳ごろ、ハーフ・タイニーサイズは4ヶ月ごろまでが目安です。つかまり立ちを始めたら、目安より早く使用をやめる判断も必要です。
ミニサイズとレギュラーサイズはどちらを選べばよいですか?
2歳ごろまで使い置く場所に余裕があるならレギュラーサイズ、置き場所を優先するならミニサイズが基本の分かれ目です。使用期間が1年未満の見込みならミニサイズでも足ります。
ハイタイプとロータイプで安全性に違いはありますか?
どちらもPSCマークの技術基準を満たした製品であれば、基準上の安全性に差はないとされています。違いは床からの距離で、動き始めたら床板を下げる点は共通です。
種類が多くて決められないときはどうすればよいですか?
置き場所の寸法と使う期間の見込みという2つの条件を先に決めると、候補は2〜3種類まで絞れます。それでも迷う場合は、短期間のレンタルで実物の大きさや使い勝手を確かめる方法もあります。
まとめ|ベビーベッドの種類は使う期間と置き場所から選ぶ

ベビーベッドの種類は、サイズ・高さ・機能という3つの軸で分けると全体像がつかめます。サイズは置き場所と使用期間を、高さはお世話のしやすさを、機能は使い勝手を決める軸です。
絞り込むときは、置き場所の寸法と使う期間の見込みという2つの条件から逆算します。布団の対応サイズと安全基準マークの確認まで済ませておけば、種類を決めたあとの失敗も防ぎやすくなります。
短い期間しか使わない種類や、実物の大きさを確かめてから決めたい種類もあります。その場合はベビーベッドのレンタル商品一覧から30日間単位で試す方法もあります。ご家庭に合う1台を選ぶ参考にしてくださいね。
出典・参考
- 消費者庁「子どもの事故防止」 — 確認日: 2026-08-07
- 製品安全協会「SGマーク制度」 — 確認日: 2026-08-07


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