「ベビーカーを比較したいのに、モデルが多すぎて決められない」——出産準備を進めるなかで、そんな迷いを抱えていませんか。
比較サイトを開けば数百モデルのランキングが並びます。口コミを読むほど「これも良さそう」が増えて、かえって決め手が見えなくなりますよね。
そこで今回は、ベビーカー比較で最初に押さえたい4つのポイントを整理してご紹介します。使う時期・よく使うシーン・収納スペース・走行性の順に決めると、候補は自然に絞り込めます。
タイプ別とブランド別の比較、価格帯の目安、購入前に確認しておきたい選び方のポイントまでまとめています。
ベビーカー比較で見るべき4つのポイント

ベビーカーの比較は、モデルを見比べるところから始めると迷いやすくなります。先に「何を基準に選ぶか」を4つのポイントに絞っておくと、候補はぐっと減らせます。
まずは全体像です。次の4つを上から順に決めていくと、候補を絞り込みやすくなります。
| ポイント | 確認すること | 決まること |
|---|---|---|
| 1. 使う時期・年齢 | いつから使い始め、いつまで使うか | A型・B型・AB型のどれにするか |
| 2. よく使うシーン | 電車・車・徒歩のどれが中心か | 軽量重視か走行性重視か |
| 3. 収納スペースとサイズ | 玄関・車のトランク・置き場所の広さ | 折りたたみサイズの上限 |
| 4. 走行性・安全性 | タイヤの大きさ・3輪か4輪か | 押しやすさと乗り心地 |
この順番には理由があります。使う時期が決まればタイプが絞れ、タイプが絞れれば重さやサイズの選択肢も一緒に決まっていくからです。
逆に、ランキングの上位から見始めると、条件の違う商品を並べて比べることになります。同じ1位でも、新生児から使えるA型と生後7ヶ月頃から使うB型では、前提がまったく違うからです。
1. 使う時期・年齢(A型・B型・AB型)
最初に決めたいのは、いつから使い始めるかです。ここでベビーカーのタイプがほぼ決まります。
日本で売られているベビーカーは、一般財団法人製品安全協会のSG基準にもとづいてA型とB型に分けられています。A型は生後1ヶ月頃から、B型はひとりでおすわりができる生後7ヶ月頃からが使い始めの目安です。
里帰りや1ヶ月健診から使いたいご家庭なら、A型かAB型が候補になります。上の子の買い替えで、すでに首も腰もすわっているならB型から選ぶという道もあります。
いつまで使うかも合わせて考えておくと、2台目が必要になるかどうかまで見通せます。使用期間の目安はベビーカーはいつから何歳まで使う?で詳しくまとめているので、卒業時期のイメージが湧かないときに読んでみてください。
2. よく使うシーン(電車・車・お出かけの頻度)
次に、いちばん使う移動手段を思い浮かべてみます。同じベビーカーでも、電車中心と車中心では合うモデルが変わります。
電車やバスが中心なら、改札やホームでの取り回しを考えて軽量なモデルが向いています。片手でたためるかどうかも一緒に確認しておくと安心です。
車が中心なら、たたんだときにトランクへ収まるかが優先になります。徒歩や自転車と組み合わせるご家庭では、段差の多い道でも押しやすい走行性が効いてきます。
どちらか一方に絞れないご家庭も多いところです。その場合は、1週間のうち何回どちらを使うかを数えてみると、優先すべきほうがはっきりします。
💡 利用シーン例: 移動手段からタイプを決める
電車での保育園送迎が中心なら、軽量でコンパクトにたためるB型やAB型が候補になります。
週末の買い物で車移動が中心なら、多少重くても乗り心地やリクライニングを優先したA型が合いやすくなります。
徒歩中心で商店街や公園によく行くご家庭は、タイヤが大きく振動吸収に強いモデルが快適です。
公共交通機関での利用については、国土交通省がマークを定めています。
国土交通省が定めた「ベビーカーマーク」
ベビーカーマークは、ベビーカー使用者が安心して利用できる場所や設備を表すマークです。対象になるのは、エレベーターや鉄道・バスの車両スペースなどです。平成26年(2014年)3月に「公共交通機関等におけるベビーカー利用に関する協議会」で決定されました。その後、平成27年(2015年)5月にJIS化されました。
出典: 国土交通省「ベビーカーマークについてのお知らせ」(2026年8月確認)
駅やバスの車内でこのマークを見かけたら、そのスペースを優先して使えます。よく使う路線にエレベーターがあるかを先に調べておくと、外出のハードルがぐっと下がります。
3. 収納スペースとサイズ
見落としやすいのが、家に置く場所です。置き場所の検討は後回しになりがちですよね。
確認したいのは、たたんだときの幅・奥行き・高さの3つです。玄関の空きスペースと車のトランクを、一度メジャーで測ってみてくださいね。
自立するかどうかも大切なポイントです。自立しないモデルは壁に立てかける場所が要るため、収納スペースが限られるご家庭では候補から外れることがあります。
マンションのエレベーターや自動改札を通れる幅かどうかも見ておきます。折りたたみやすさは口コミでも評価が分かれやすい部分なので、可能なら店頭で一度たたんでみるのが確実です。
ベビーカーによって、片手でワンタッチにたためるものと、両手を使う必要があるものがあります。荷物を持った状態や、お子さまを抱っこした状態でもたためるかを試せると、実際の使い勝手により近づきます。
置き場所が決まると「この幅までなら置ける」という上限が出ます。この上限を先に持っておくと、比較サイトで候補を一気に減らせます。
4. 走行性・安全性
押し心地は、タイヤの仕様で大きく変わります。ここはカタログの数値より、体感の差が出るところです。
タイヤが大きいモデルは段差や砂利道に強く、空気を入れるエアタイヤはクッション性が高いため振動吸収に優れます。前輪が1本にまとまった3輪タイプは小回りが利き、4輪タイプは安定性に強みがあります。
操作性では、片手で押せるか、進みたい方向にすぐ向くかを見ます。スーパーの通路や混雑した駅では、この差がそのまま毎日のストレスにつながります。
ハンドルの高さも見ておきたいところです。ママとパパで身長差があるご家庭では、高さを調節できるモデルだと押す人を選ばずに使えます。
座面の高さも判断材料になります。座面が高いモデルは地面からの熱やほこりの影響を受けにくく、乗せ降ろしのときの姿勢もラクになります。
安全性は、SGマークやEN1888といった安全基準の表示で確認できます。表示の有無は商品ページやタグで分かるので、候補が絞れた段階で見比べてみてください。基準の読み方は後半の選び方でご紹介します。
ブレーキの利きや、坂道での安定感も見ておきたいポイントです。駐輪場や駅前の坂道が多い地域にお住まいのご家庭では、パーキングブレーキが片足で確実にかけられるかどうかが、日々の安心感につながります。
タイプ別に比較する|A型・B型・AB型の違い

4つのポイントのうち、いちばん大きな分かれ道がタイプの比較です。A型・B型・AB型の3つを、使い始めの時期と重さの観点で並べます。
| 比較項目 | A型 | B型 | AB型 |
|---|---|---|---|
| 使い始めの目安 | 生後1ヶ月頃から | 生後7ヶ月頃から | 生後1ヶ月頃から |
| リクライニング | 深く倒せる | 浅い、または無し | 深く倒せる |
| 対面の切り替え | 両対面式が中心 | 背面式のみ | 両対面式が中心 |
| 重さ | やや重め | 軽量 | 中間 |
| たたんだサイズ | 大きめ | コンパクト | 中間 |
| 向いているご家庭 | 新生児期から使いたい | 2台目・買い替え | 1台で長く使いたい |
同じ品目でもタイプが違えば別の商品と考えたほうが、比較の軸がぶれません。まずはこの表で、自分のご家庭がどの列にいるかを決めてみてください。
目安としては、A型は本体重量5〜8kg程度、B型は3〜6kg程度、AB型はその中間になることが多いです。持ち運びの頻度が高いご家庭では、この差が日々の負担に直結します。階段の上り下りやマンションのエレベーター待ちが多い生活なら、軽さを優先する判断も十分に理にかなっています。
A型ベビーカーの特徴
A型は、生後1ヶ月頃の低月齢から使えるタイプです。背もたれを深く倒せるので、まだ首がすわっていない赤ちゃんも寝かせた姿勢で乗せられます。
多くのモデルが両対面式で、赤ちゃんの顔を見ながら押せます。クッション性や日よけなどの装備も手厚いぶん、B型より重量が増える傾向があります。
新生児期から使う予定なら、まずA型かAB型から候補を出すのがおすすめです。ただし、たたんだサイズも大きくなりやすいため、置き場所とセットで検討してみてください。
注意しておきたいのは、A型はお子さまが歩き始める頃に出番が減りやすい点です。1歳半を過ぎたあたりで軽いものへ乗り換えるご家庭も多く、その場合は2台目の費用も見込んでおくと安心です。
B型ベビーカーの特徴
B型は、ひとりでおすわりができる生後7ヶ月頃から使えるタイプです。リクライニングは浅いか無しで、背面式のみという構造になります。
機能を絞っているぶん軽量でコンパクトなモデルが多く、持ち運びや電車移動に向いています。A型からの買い替えや、2台目として選ばれることが多いタイプです。
一方で、低月齢では使えない点と、クッション性が控えめな点はデメリットになります。段差の多い道を毎日通るご家庭では、乗り心地の面で物足りなく感じることがあります。
さらに軽さに振ったタイプとしてバギーもあります。違いはベビーカーとバギーの違いは?にまとめているので、B型とどちらにするか迷ったときの判断材料にしてみてください。
AB型ベビーカーの特徴
AB型は、A型の使い始めの早さとB型の軽さを組み合わせたタイプです。生後1ヶ月頃から2〜3歳頃まで、1台で通しやすい構成になっています。
1台で済ませたいご家庭には有力な候補です。一方で、A型ほどリクライニングが深くない製品や、B型ほど軽くない製品もあります。どちらの性格が強いモデルなのかを個別に確認しておくと、後悔が減ります。
比較するときは、カタログの「AB型」という表記だけで判断すると、見誤りやすくなります。使い始めの月齢・本体重量・たたんだサイズの3つを、A型とB型の代表的なモデルと並べて見比べてみてください。
💡 豆知識: AB型はSG基準ではA型に含まれます
「AB型」はメーカーやお店が使う呼び方で、SG基準の分類ではA型に入ります。
つまりカタログにAB型と書かれていても、使い始めの目安は生後1ヶ月頃からのA型と同じです。比較表で月齢を見比べるときに押さえておくと、混乱しにくくなります。
両対面式と背面式の違い
対面の切り替えができるかどうかも、比較の分かれ道です。両対面式は赤ちゃんと向かい合わせにも、進行方向向きにも切り替えられます。
低月齢のうちは顔が見える対面式が安心で、周りに興味が出てくる1歳前後からは背面式が喜ばれやすくなります。背面式のみのモデルは構造がシンプルなぶん、軽量でたたみやすい傾向があります。
対面にするとハンドルと前輪の位置関係が変わるため、押し心地が変わる製品もあります。両対面式を検討するなら、対面の状態でも一度押してみるのがおすすめです。
切り替えの操作がワンタッチでできるかも見ておきます。荷物を持ったまま片手で向きを変えられると、外出先で戸惑いません。
対面機能はあれば安心ですが、使う期間は低月齢の時期が中心です。軽さやサイズを優先したいご家庭では、背面式のみのモデルを選ぶ判断も十分にありえます。
出典: 一般財団法人製品安全協会「ベビーカー(TypeⅠ)」SG基準製品情報(2026年8月確認)
人気ブランドを比較する

タイプが絞れたら、次はブランドの比較です。ランキングでよく名前を見る4ブランドについて、それぞれが強みとして打ち出している点を並べます。
| ブランド | 発祥 | 強みとして打ち出している点 |
|---|---|---|
| サイベックス | ドイツ | デザインと機能を組み合わせた設計・幅広いラインアップ |
| コンビ | 日本 | オート4キャスによる操作性・エッグショックの衝撃吸収 |
| アップリカ | 日本 | 赤ちゃん医学にもとづく設計・振動吸収と温度対策 |
| エアバギー | 日本 | 3輪エアタイヤの走行性・EN1888-2への適合 |
どれが優れているかではなく、自分のご家庭の使い方に近い強みはどれか、という見方をすると選びやすくなります。
ブランドから入ると、どうしても知名度や見た目に引っ張られます。4つのポイントで条件を出したあとに見比べると、同じブランドの中でもどのシリーズが合うかまで絞り込めます。
サイベックス
サイベックスは、ドイツで設計されていることを打ち出しているブランドです。公式サイトでも「Engineered in Germany」と表記されています。
評価されやすいのは、デザイン性と機能を両立させている点です。都市部での取り回しを意識した軽量モデルから、装備を充実させた上位ラインまで幅が広く、見た目から入っても機能で外しにくい構成になっています。
デザインを重視したいご家庭に向きますが、上位モデルほど価格帯は上がります。見た目だけで決めず、たたんだサイズと重さも一緒に確認しておくと安心です。
海外ブランドを選ぶときは、日本の住環境に収まるかも見ておきます。玄関やエレベーターの幅は日本のほうが狭い場合があるため、実寸の確認は欠かせません。
コンビ
コンビは日本のメーカーで、日々の使いやすさに直結する機能を打ち出しています。代表的なのがオート4キャスとエッグショックです。
オート4キャスは、公式サイトで「ハンドルを切り替えると、進行方向に対して、前輪のキャスターが自動で回転」すると説明されています。ハンドルの向きに合わせて前輪が自動で回転する仕組みで、対面と背面を切り替えても小回りが利くため、操作性を重視するご家庭に向いています。
エッグショックは「ヘッドサポートに内蔵した超・衝撃吸収素材」と説明されている衝撃吸収の仕組みです。段差の振動が気になる場合の判断材料になります。
軽量A型のシリーズも展開しているため、軽さと衝撃吸収の両方を取りたいご家庭は候補に入れてみてください。ただし装備が増えるほど重くなるので、同じシリーズ内でも重量を比べておくと選びやすくなります。
アップリカ
アップリカも日本で長く親しまれているブランドです。公式サイトでは、75年以上にわたる赤ちゃん医学の知見にもとづく設計を掲げています。
具体的な機能としては、姿勢の崩れを防ぐ「メディカル成長マモール」と、温度の上昇を抑える「Wサーモメディカルシステム」があります。振動吸収の設計や、横方向にスライドできる4輪フリー機能も特徴です。
夏の地面からの照り返しや、長時間乗せたときの姿勢が気になるご家庭は、この2つの機能を比較の軸にしてみてください。
コンビと迷うご家庭は多いところです。どちらも日本の住環境を意識した設計なので、機能名で比べるより、実際に押して小回りと重さを体感したほうが決めやすくなります。
エアバギー
エアバギーは、自転車のような大きいエアタイヤを備えた3輪タイプで知られる日本のブランドです。空気入りタイヤが振動を吸収するため、段差や砂利道での走行性に強みがあります。
安全面では、欧州統一安全規格「EN1888-2」への適合を公式サイトで明示しています。
エアバギーが示すEN1888-2の耐荷重基準
エアバギー公式サイトによると、2018年12月改定の新規格の耐荷重テスト「シート22kg、バスケット5kg、ドリンクホルダー0.5kg、総重量27.5kg」に適合しています。双子用モデルについては「片側シート22kg×2、バスケット5kg、ドリンクホルダー0.5kg×2」の総重量50kgへの適合も示されています。
出典: AIRBUGGY「EN1888-2」(2026年8月確認)
こうした耐荷重の数値は、双子ベビーカーを検討するときの比較材料になります。一方で本体は大きく重くなりやすいため、玄関や車のトランクに入るかを先に測っておくのがおすすめです。
出典: CYBEX 公式サイト(2026年8月確認)
出典: コンビ「オート4キャス最軽量ベビーカー スゴカル」(2026年8月確認)
出典: アップリカ公式サイト(2026年8月確認)
価格帯で比較する|購入とレンタルの選択肢

タイプとブランドが絞れたら、最後に予算を重ねます。ここでは購入した場合の価格帯の目安と、レンタルという選択肢の両方を見ていきます。
購入する場合の価格帯の目安
ベビーカーの価格は、タイプと装備で大きく変わります。おおまかな目安は次のとおりです。
| タイプ | よく見かける価格帯の目安 |
|---|---|
| B型 | 1万円前後〜3万円台 |
| A型・AB型 | 2万円台〜4万円台 |
| 走行性や装備を重視した上位モデル | 5万円台〜8万円台 |
※価格比較サイトで確認できる2026年8月時点の目安です。実売価格はモデルや時期によって変わります。
本体以外にかかる費用も見ておくと、予算のずれが減ります。レインカバー、シートやマット、ドリンクホルダーなどを足すと、数千円から1万円ほど上乗せになることがあります。
価格だけで決めると、収納スペースに入らない、重くて持ち上げられないといったミスマッチが起きやすくなります。予算の上限を決めたうえで、4つのポイントを満たすものから選ぶという手もあります。
もう一つ見落としやすいのが、使う期間との釣り合いです。同じ3万円でも、3年使うのか半年で乗り換えるのかで、1ヶ月あたりの負担はまったく変わります。
型落ちモデルという選び方もあります。前年のモデルは基本の構造が同じまま価格が下がることがあるため、最新の装備にこだわらないご家庭は候補に入れてみてください。ただし在庫が限られるぶん、色やシリーズの選択肢は狭くなります。
出典: 価格.com「失敗しない! ベビーカーの選び方」(2026年8月確認)
まずレンタルで試すという選択肢
比較しても決めきれないときは、候補を実際に使ってから決めるという手もあります。トイサブ!レンタルのようなベビー用品レンタルを使えば、購入前に自宅で試せます。
トイサブ!レンタルのベビーカーは月額制ではなく期間制で、多くの商品が30日からのプランを基準にしています。レンタル期間が長いほど、1日あたりの単価は下がる傾向があります。
試したうえで気に入った場合は、それまでに支払ったレンタル料金を差し引いた差額で購入できる制度もあります。試すためにかけた費用が、そのままムダになりにくい仕組みです。
もちろん、レンタルにも向き不向きがあります。長く使い続けると購入より割高になる場合や、希望のモデルが借りられない場合もあるため、ベビーカーレンタルのデメリット6つもあわせて確認しておくと判断しやすくなります。
購入とレンタルは、どちらかが正しいというものではありません。使い方で分けるのがおすすめですよ。
| こんなご家庭 | 向いている選び方 |
|---|---|
| 使うモデルが決まっていて、毎日長く使う | 購入 |
| 里帰りや旅行など、使う期間が限られている | レンタル |
| A型とAB型で迷っていて、押し心地を確かめたい | レンタルで試してから購入 |
| 上の子のときと生活動線が変わり、合うか不安 | レンタルで試してから購入 |
具体的なレンタル料金は商品ごとに異なります。気になるモデルは、商品ページで期間と料金を確認してみてください。
後悔しないベビーカーの選び方|チェックすべき3つの視点

候補が2〜3台まで絞れたら、最後に3つの視点で見直します。どの候補にも共通して確認しておきたいのが、安全基準の表示です。
📖 こちらも: 安全基準の見分け方
SGマークは一般財団法人製品安全協会の基準に適合した製品に表示され、EN1888は欧州統一の安全規格です。
どちらも表示の有無で確認できます。詳しい読み方はベビーカーの安全基準(SGマーク・EN1888)にまとめています。
1. 生活動線に合っているか
いちばん多いミスマッチが、家と外の動線に合っていないケースです。スペックではなく、毎日の動きで確かめます。
玄関からエレベーター、駅の改札、よく行くお店の入口まで、実際の道のりを思い出してみます。どこか1か所でも通れない場所や置けない場所があると、使う頻度が一気に下がります。
自宅の玄関幅、車のトランク、通勤経路の階段の有無を書き出してみてくださいね。この3つが分かれば、候補のどれが現実的かはすぐに判断できます。
動線は季節でも変わります。雨の日にレインカバーを付けたまま玄関へ置けるかまで見ておくと、より実態に近い判断ができます。
2. 成長に合わせて使えるか
次に、いつまで使うかを確認します。ここを飛ばすと、2台目の出費が想定外に増えることがあります。
A型やAB型は2〜3歳頃まで使える製品が多く、B型は軽量なぶん2台目として活躍します。1台で通すのか、途中で軽いものへ乗り換えるのかを先に決めておくと、比較の基準がぶれません。
お子さまの体格や、抱っこ紐との併用頻度も判断材料になります。歩きたがる時期に入ると、たたんで持ち運ぶ場面が増えるため、重さの優先度が上がります。
リクライニングの角度も、成長に合わせて効いてきます。低月齢のうちは深く倒せることが大切ですが、外の景色に興味が出てくると、起こした姿勢で座れるほうが喜ばれます。
きょうだいの予定があるご家庭は、次のお子さまでも使えるかを含めて考えておくと、買い替えの回数を減らせます。
3. 実際に使ってみてから決められるか
カタログの数値だけでは、実際の押し心地までは分かりません。口コミやランキングも参考になりますが、生活動線はご家庭ごとに違います。
店頭で押してみるのがいちばん確実です。近くに実機を置いている店舗がない場合は、レンタルで数週間使ってから決めるという方法もあります。
自宅の玄関に入るか、たたんで車に積めるか、毎日押して疲れないかという3点は、実際に使ってみて初めて分かることが多い部分です。
試す期間は、生活が一巡する2〜4週間ほどあると判断しやすくなります。平日の送迎と週末のお出かけの両方を通してみると、合うかどうかがはっきりします。
ベビーカー比較でよくある質問

ベビーカーの比較でよく寄せられる疑問をまとめました。気になるところから読んでみてください。
日本で一番売れているベビーカーはどれですか?
すべてのメーカーを横断した公的な販売統計は公表されていないため、1台に断定はできません。通販サイトや雑誌のランキングは集計の対象期間や母数がそれぞれ違うので、順位もサイトごとに変わります。
売れている順ではなく、使い始めの月齢・移動手段・置き場所の3つがご家庭に合うかで絞るほうが、満足度は高くなります。
サイベックスはどこが評価されているのですか?
デザイン性と機能を両立させた設計を強みに掲げ、公式サイトでも「Engineered in Germany」と謳うドイツ発のブランドとして評価されています。
購入前に見ておきたいのは、実寸と重さです。海外ブランドは日本の玄関やエレベーターの幅に収まるかが分かれ目になるため、たたんだサイズを必ず確認してみてください。上位モデルほど価格帯が上がる点も、予算と合わせて見ておくと安心です。
A型とB型は、どちらを先に選ぶのがおすすめですか?
新生児期から使うなら、A型かAB型が先になります。B型は生後7ヶ月頃からのタイプなので、それより早い時期には使えません。
上の子の買い替えなど、すでに腰がすわっているお子さまであれば、B型から入る選び方もあります。使い始めの時期から逆算するのがいちばん確実です。
電車移動と車移動、両方使う場合はどちらを優先すべきですか?
使う頻度が高いほうを優先するのが基本です。1週間のうち電車での外出が多いなら軽さを、車移動が中心なら乗り心地やトランクへの収まりやすさを優先します。
判断がつかない場合は、たたんだときの重さとサイズを両立させた中間的なモデルを候補にする方法もあります。走行性を多少妥協してでも、どちらの場面でも及第点で使えるモデルを選ぶという考え方です。
双子ベビーカーはどのように比較すればよいですか?
本体の横幅と耐荷重の2点を最初に確認します。2人乗りは幅が広くなるため、自動改札やお店の入口を通れるかが実用面の分かれ目になります。
耐荷重は製品ごとに表示が異なります。エアバギーの双子用モデルのように、総重量50kgへの適合を公式サイトで示しているブランドもあるので、数値を見比べてみてください。
縦に並ぶタンデム型と横に並ぶ横型では、通れる場所が変わります。改札やお店の通路が狭い地域では、幅の狭いタンデム型のほうが実用的です。
ベビーカー比較で口コミはどこまで参考にできますか?
住環境や移動手段が近い方の口コミは参考になります。一方で「軽い」「たたみやすい」といった感想は、体格や使う場面によって評価が分かれます。
重さやサイズは数値で、押し心地や折りたたみやすさは口コミで、と使い分けると判断しやすくなります。数値で候補を絞ってから口コミを読むと、情報に振り回されにくくなります。
店舗で実際に押してから比較したほうがよいですか?
できれば一度は押してみるのがおすすめです。ハンドルの高さや小回りの感覚は、カタログの数値では分かりにくい部分だからです。
近くに実機のある店舗がない場合は、レンタルで自宅の動線ごと試すという方法もあります。玄関に入るか、車に積めるかまで確認できます。
店頭で押すときは、荷物カゴに実際の荷物と同じくらいの重さを入れてみてくださいね。空の状態と荷物を積んだ状態では、押し心地がかなり変わります。
まとめ:ベビーカー比較で後悔しないために

ベビーカー比較は、モデル数の多さに向き合うより、比較の軸を先に決めるほうが早く決まります。今回ご紹介した4つのポイントを振り返ります。
- 1. 使う時期・年齢 :生後1ヶ月から使うならA型・AB型、生後7ヶ月頃からならB型
- 2. よく使うシーン :電車中心なら軽量、車中心なら折りたたみサイズ、徒歩中心なら走行性
- 3. 収納スペースとサイズ :玄関とトランクを実測してから候補を絞る
- 4. 走行性・安全性 :タイヤの大きさ、3輪か4輪か、SGマークやEN1888の表示
ブランドの比較は、この4つで候補が絞れたあとで十分に間に合います。サイベックス・コンビ・アップリカ・エアバギーは打ち出している強みがそれぞれ違うため、ご家庭の使い方に近いものを選ぶと迷いません。
それでも決めきれないときは、候補を借りて試してから購入するという方法もあります。実際に借りられるモデルはベビーカーレンタルおすすめ5選にまとめているので、候補選びの参考にしてみてください。
比較に時間をかけるより、条件を4つに絞って早めに決めたほうが、お子さまとお出かけできる時間は増えます。ぜひ参考にしてくださいね。
出典・参考
- 国土交通省「ベビーカーマークについてのお知らせ」 — 確認日: 2026-08-14
- 一般財団法人製品安全協会「ベビーカー(TypeⅠ)」SG基準製品情報 — 確認日: 2026-08-14
- AIRBUGGY「EN1888-2」 — 確認日: 2026-08-14
- CYBEX 公式サイト(日本) — 確認日: 2026-08-14
- コンビ「オート4キャス最軽量ベビーカー スゴカル」 — 確認日: 2026-08-14
- アップリカ公式サイト — 確認日: 2026-08-14
- 価格.com「失敗しない! ベビーカーの選び方」 — 確認日: 2026-08-14


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