全体の流れを知りたい方は「ハイローチェア」もあわせてご覧ください。
寝かしつけが成功しやすくなる5つのコツ
コツ1:スイング前に環境を整える
ハイローチェアに乗せる前に、寝かしつけに適した環境を整えましょう。部屋を少し暗くし、テレビの音やスマホの通知音を消します。室温は20〜22℃が赤ちゃんにとって快適な目安です。環境が整っていないままスイングを始めても、赤ちゃんは外の刺激が気になって寝つきにくくなってしまいますよ。
コツ2:おくるみやスリーパーで包む
ハイローチェアに乗せる前に、おくるみやスリーパーで赤ちゃんを包んであげましょう。生後3ヵ月頃までの赤ちゃんには「モロー反射」(手足がビクッと動く反射)があり、これで目を覚ましてしまうことがあります。おくるみで包むことで反射を抑え、スイングの揺れに集中させてあげられますよ。
コツ3:スイングの速さは「ゆっくり」から
電動スイングには速度調整機能が付いているモデルが多いですが、最初はいちばんゆっくりの速度から始めましょう。激しい揺れは赤ちゃんを興奮させてしまうことがあります。ゆっくりした揺れで徐々にウトウトしてきたら、そのまま維持するのがポイントです。
コツ4:メロディやホワイトノイズを活用する
電動モデルに内蔵されたメロディ機能や、別途用意したホワイトノイズマシンを併用すると効果的です。特にホワイトノイズ(シャーッという一定の音)は、赤ちゃんがママのお腹の中で聞いていた血流音に似ているため、安心感を与えてくれるでしょう。
コツ5:寝入ってもすぐに移動しない
赤ちゃんがスイングで寝入ったら、すぐにベッドに移すのではなく15〜20分はそのままにしておきましょう。寝入った直後は浅い眠り(レム睡眠)の状態で、ちょっとした刺激で目を覚ましやすいです。深い眠りに入ったかどうかは、赤ちゃんの手がだらんと力が抜けているかで判断できますよ。
安全に使うための必須ルール
消費者庁や国民生活センターからも、ハイローチェアの事故に関する注意喚起が出されています。以下のルールは必ず守ってくださいね。
ルール1:5点式ベルトは毎回必ず締める
「ちょっと目を離すだけだから」と思っても、ベルトは毎回必ず全て締めてください。国民生活センターの報告では、ベルト未着用による転落事故が複数件報告されています。肩ベルト・腰ベルト・股ベルトの5点すべてをしっかり装着するのが基本です。
ルール2:連続使用は1〜2時間まで
ハイローチェアでの連続使用は1〜2時間を目安にしましょう。長時間同じ姿勢でいると、赤ちゃんの背骨の発達に影響が出る可能性があります。お昼寝で2時間を超えそうなときは、ベビーベッドに移してあげてくださいね。
ルール3:スイング中は同室で見守る
電動スイングが動いているからといって、別の部屋に行ってしまうのは危険です。何かの拍子に赤ちゃんの姿勢が崩れたり、ベルトが外れたりする可能性があります。必ず同じ部屋で赤ちゃんの様子を確認できる距離にいてくださいね。
ルール4:高さ・リクライニングのロックを確認
高さやリクライニングを調整したあとは、ロックがしっかりかかっているかを必ず確認してください。ロックが不完全な状態で赤ちゃんを乗せると、急に姿勢が変わって危険です。
ルール5:月齢に合ったリクライニング角度で使う
- 首すわり前(生後3〜4ヵ月頃まで):フルフラット(170度前後)で使用
- 首すわり後〜腰すわり前:やや起こした角度(130度前後)まで
- 腰すわり後(生後6ヵ月頃〜):お食事モードの角度(90度前後)でOK
首がすわっていない赤ちゃんをリクライニングで起こしすぎると、気道がふさがるリスクがあります。月齢に合った角度を必ず守りましょう。
ルール6:テーブル上に物を置いたまま離れない
テーブルに哺乳瓶やおもちゃを置いたまま赤ちゃんから離れると、赤ちゃんが手を伸ばして物を落としたり、口に入れたりする危険があります。テーブル上の物は使い終わったらすぐ片付けてくださいね。
寝かしつけが失敗するよくあるパターン
パターン1:揺れが強すぎる
スイングの速度が速すぎると、赤ちゃんは眠るどころか興奮してしまいます。電動の場合は最弱設定から試し、手動の場合はゆったりとした揺れを心がけましょう。
パターン2:タイミングが遅い
赤ちゃんが完全にぐずってから乗せるのでは遅いことがあります。あくびをしたり、目をこすったりする眠気のサインが見えたタイミングで乗せるのがベストですよ。
パターン3:赤ちゃんがハイローチェア自体を嫌がる
残念ながら、どれだけ高機能な電動モデルでもハイローチェアが苦手な赤ちゃんはいます。無理に乗せ続けるのではなく、数日間試しても嫌がるようならバウンサーや抱っこ紐など別の寝かしつけ方法に切り替えましょう。だからこそ、レンタルで試すのが安心なのです。
よくある質問(FAQ)
Q. ハイローチェアで寝たまま朝まで寝かせてもいいですか?
おすすめしません。ハイローチェアは簡易ベッドであり、夜間の長時間睡眠には適していません。お昼寝や寝かしつけの一時的な利用にとどめ、しっかり寝入ったらベビーベッドに移してあげましょう。
Q. 電動スイングのタイマーが切れたら赤ちゃんは起きますか?
多くの電動モデルは15〜20分でタイマーが切れますが、赤ちゃんが深い眠りに入っていれば揺れが止まっても起きないことが多いです。ただし、個人差があるので、タイマーが切れる前に深い眠りに入るよう環境を整えておくとよいでしょう。
Q. 上の子がハイローチェアを揺らしたがります。大丈夫ですか?
小さなお子さんが力まかせに揺らすと、揺れが大きすぎて危険です。上のきょうだいがいるご家庭では、ハイローチェアの操作は大人だけが行うようルールを決めておきましょう。
Q. ハイローチェアの上でミルクを飲ませてもいいですか?
リクライニングを少し起こした状態であれば、ミルクを飲ませることは可能です。ただし、フルフラット状態での授乳はミルクの逆流リスクがあるため避けてくださいね。
まとめ
ハイローチェアの寝かしつけと安全のポイントをおさらいします。
- 環境を整えてからスイング(暗め・静か・適温)
- おくるみで包んでモロー反射を抑える
- スイングはゆっくりから。メロディやホワイトノイズを併用
- ベルトは毎回必ず5点すべて装着
- 連続使用は1〜2時間。長時間はベビーベッドで
- 月齢に合ったリクライニング角度を守る
ハイローチェア全体については「ハイローチェアの選び方完全ガイド」で詳しく解説しています。
参考文献
[1] 消費者庁:子供の事故防止に関する関係府省庁連絡会議(2026年5月確認)
[2] 国民生活センター:ベビー関連用品の安全(2026年5月確認)

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