チャイルドシートは警察で借りられる?交通安全協会・自治体の無料貸出と確実に用意する方法+ぴったりなチャイルドシート6選をご紹介
「来週、実家に帰省するのにチャイルドシートだけない」。急に必要になって、『これって警察で借りられないのかな?』と検索した方も多いのではないでしょうか。
じつは、チャイルドシートは「警察署」そのものでは基本的に借りられません。無料で貸し出しているのは、交通安全協会や一部の自治体で、しかも地域が限られます。
このページでは、警察・交通安全協会・自治体それぞれの貸出のしくみを整理したうえで、住んでいる地域で条件が合わないときに全国どこでも確実に用意できる宅配レンタルと、レンタルしやすいチャイルドシート6選を紹介します。
チャイルドシートは警察で借りられる?貸出の窓口は協会・自治体
「警察で借りられる」とよく言われますが、正確には少し違います。チャイルドシートを無料で貸し出しているのは、警察署そのものではなく、その地域の交通安全協会や一部の自治体であることがほとんどです。
たとえば福岡県警察も、公式の案内で「県警察では貸し出していない」としたうえで、各地区の交通安全協会などに問い合わせるよう案内しています。まずは、誰がチャイルドシートを貸してくれるのかを整理しましょう。
チャイルドシートを借りられる先の目安(2026年6月時点)
| 借りられる先 |
料金 |
期間の目安 |
だれが借りられるか |
| 警察署(県警) |
- |
- |
基本的に貸出はしていない |
| 交通安全協会 |
無料が多い |
2週間〜1ヶ月ほど |
会員(地域により実施・未実施) |
| 自治体(市区町村) |
無料〜低額 |
1ヶ月〜数ヶ月 |
その市区町村に住む人など |
| 宅配レンタル |
有料 |
3日〜1年 |
全国どこでも(沖縄・離島除く) |
貸出の有無・料金・期間は各団体の公式情報をもとに2026年6月時点で確認した目安です。実施状況は地域・時期で変わるため、最新は各窓口でご確認ください。
ポイントは2つ。無料で借りられる可能性があるのは交通安全協会か自治体ですが、それは住んでいる地域がその制度をやっていればという条件つきです。
出典: 福岡県警察「チャイルドシートの貸出はあるのですか?」(2026年6月確認)
チャイルドシートを使わないと違反?罰金・点数は?
「警察で借りられる?」と調べる方が気にするのが、使わなかったときの罰則です。結論として、6歳未満の子どもをチャイルドシートなしで車に乗せると道路交通法違反になります(道路交通法第71条の3第3項)。ただし、罰則の中身はシンプルです。
- 違反点数は1点(幼児用補助装置使用義務違反)
- 反則金・罰金はなし(青切符の対象ではなく点数の加点のみ)
- 責任を負うのは運転者(同乗者ではなく運転していた人)
反則金はありませんが、点数が付くとゴールド免許の方は次回更新でブルー免許になり、過去3年で累積6点に達すると免停です。座席の構造上どうしても固定できない、定員内で全員分を装着できない、けがや授乳などやむを得ない場合など、限られたケースは使用が免除されますが、通常の乗車では必須です。
出典: 神奈川県警察「チャイルドシートQ&A」(2026年7月確認)
交通安全協会のチャイルドシート無料貸出のしくみ
交通安全協会は、運転免許の更新などでおなじみの団体です。各都道府県・地区にあり、その一部が会員向けにチャイルドシートを無料で貸し出しています。たとえば山梨県交通安全協会では、会員を対象に最長2週間ほどの無料貸し出しを行っています。ただし、すべての協会がやっているわけではなく、実施しているかどうかは地域でかなり差があります。
借りられる地域・借りられない地域がある
一般的に、埼玉・滋賀・広島・岡山・山梨・長野など貸出を行っている協会がある一方で、東京・大阪・愛知といった大都市の協会では実施していないことが多いとされています。「隣の県ではやっていたのに、自分の地域ではやっていなかった」ということも珍しくありません。
当サイトでは都道府県別の実態も紹介しています(東京/神奈川/愛知/千葉/宮城・仙台/熊本/沖縄)。掲載がない地域は「◯◯県 交通安全協会 チャイルドシート 貸出」で最寄りの協会に確認してください。
借りるための条件・手続き
交通安全協会の貸出は、次のような条件がつくことが多いです。申し込みの前に確認しておくと、二度手間になりません。
- 会員であること(免許更新時に加入していることが多い)
- 期間が決まっている(2週間〜1ヶ月程度・延長不可のことも)
- 台数に限りがある(貸出中で空きがないことも)
- 受け取り・返却に窓口まで出向く必要がある
無料で貸し出している交通安全協会の例(各公式サイトで確認できたもの)
| 交通安全協会 |
貸出期間 |
おもな条件 |
料金 |
| 広島県 |
14日以内 |
会員(未入会も入会と同時に可) |
無料 |
| 福岡県 |
地区で2週間〜6ヶ月 |
会員 |
基本無料(一部クリーニング代500〜800円) |
| 鹿児島県 |
1ヶ月以内 |
会員・1人1台 |
無料 |
| 香川県 |
原則1ヶ月以内 |
会員・県内在住・6歳未満の保護者 |
無償 |
| 栃木県 |
概ね1ヶ月 |
会員 |
無料 |
| 新潟県 |
原則2週間(最大3週間) |
会員特典 |
原則無料(クリーニング代の場合あり) |
「協会=無料」とは限りません。茨城県(1ヶ月 約5,500円)や島根県のように、会員でも有料の協会もあります。借りる前に、料金の有無を必ず確認しましょう。
出典(各交通安全協会公式・2026年7月確認):広島県/福岡県/鹿児島県/香川県/栃木県/新潟県/茨城県(有料)
自治体(市区町村)でも無料・低額で借りられることがある
交通安全協会だけでなく、市区町村が独自にチャイルドシートの無料・低額貸出をしていることもあります。窓口は地域安全課や子育て支援の担当課などで、自治体によっては数ヶ月単位で借りられることもあります。実施している自治体は限られるため、「◯◯市 チャイルドシート 貸出」で検索するか、市区町村の窓口に問い合わせてみてください。
市区町村の無料貸出・助成の例(各公式サイトで確認できたもの)
| 自治体 |
内容 |
| 愛知県刈谷市 |
無料で貸出(2週間以内・市内在住・要普通免許) |
| 千葉県松戸市 |
指定業者のレンタル料を半額助成 |
| 群馬県沼田市 |
購入費を補助(1/2・上限5,000円) |
| 千葉県匝瑳市 |
購入費を補助(上限5,000円) |
あくまで一例です。実施しているかは自治体ごとにバラバラで、大都市圏では縮小・終了している傾向もあります。お住まいの市区町村の子育て支援窓口で「貸出・助成・補助」があるかを確認しましょう。
出典(各自治体公式・2026年7月確認):刈谷市/松戸市/沼田市/匝瑳市
警察・協会・自治体の貸出、知っておきたいデメリット
無料で借りられるならそれがいちばん、と思いますよね。ただ、公的な貸出には次のような弱点があり、急ぎや長期の利用では使いにくいこともあります。
- 地域差が大きい(住む地域がやっていなければ借りられない)
- 在庫が限られる(必要なときに貸出中のことがある)
- 期間の制約がある(2週間〜1ヶ月など・延長できないことも)
- 機種を選びにくい(用意されたものを借りる形が基本)
- 受け取り・返却の手間がある(窓口までの往復が必要)
無料貸出は「自分の地域でやっていて」「在庫があって」「期間内で足りる」場合にはとてもお得ですが、条件が合わないと使えません。確実に・間に合うように用意したいなら、次の宅配レンタルが向いています。
確実に用意するなら、宅配のチャイルドシートレンタル
住んでいる地域で無料貸出がない、台数が空いていない、期間が足りない場合に確実なのが、自宅や帰省先まで届けてもらえる宅配レンタルです。トイサブ!レンタルのような宅配サービスなら、ネットで申し込んで指定した住所に届き、使い終わったら集荷で返せます。
宅配レンタルが公的な貸出より使いやすい理由
- 全国どこでも申し込める(沖縄県・離島・国外は配送対象外)
- 期間を選べる(3日・1週間・1ヶ月・1年など)
- 機種を選べる(月齢・体重や取り付ける車に合わせられる)
- 届け先を指定できる(実家や旅行先に直接届けられる)
「無料ではない」のがデメリットですが、短期なら数千円から借りられ、買うより安く済むことがほとんどです。次の章で、実際にレンタルできるチャイルドシート6選を紹介します。
シーン別に選ぶチャイルドシート6選
6点はいずれも、このページの作成時点でレンタルの在庫がある商品です。
在庫と料金は各商品ページの表示が最新です。気になる商品が見つかったら、そのまま商品ページで期間と色をご確認ください。
数日の帰省・急な用事にとにかく安く用意したいなら
マムズキャリー ブライト3(西松屋)
おすすめ理由
6点のなかでもっとも借りやすい価格帯のベビーシートです。2.9kgと軽く、シートベルトで簡単に取り付けられます。
-
レンタル料金
3日間 3,993円/7日間 4,356円/30日間 6,710円(税込・2026年9月時点)
-
タイプ
ベビーシート(後ろ向き専用)
-
対象月齢
0ヶ月〜12ヶ月
-
重さ
2.9kg
-
取り付け方式
シートベルト式
新生児を連れて退院・里帰りするなら
アイ ジュバ(ジョイー)
おすすめ理由
新生児(体重2.5kg以上)から使えるベビーシートです。取っ手が付いているので、車から降ろしてそのまま運べます。
-
レンタル料金
3日間 4,356円/7日間 4,840円/30日間 5,280円(税込・2026年9月時点)
-
対象月齢
0ヶ月〜12ヶ月(身長40cm・体重2.5kg以上〜)
-
重さ
2.85kg
-
取り付け方式
シートベルト式
実家の車やレンタカーにISOFIXでしっかり固定したいなら
フォームフィットISOFIX セーフティープラス AB(アップリカ)
おすすめ理由
ISOFIX専用のジュニアシートです。1歳頃から10歳頃まで使え、ヘッドレストの高さと3段階のリクライニングを調整できます。
-
レンタル料金
3日間 4,598円/7日間 6,171円/30日間 9,130円(税込・2026年9月時点)
-
タイプ
ジュニアシート
-
対象年齢
1歳〜10歳
-
重さ
13.2kg
-
取り付け方式
ISOFIX専用
上の子用にもう1台足したいなら
エレベート R129(ジョイー)
おすすめ理由
ハーネスモードとブースターモードを切り替えられるジュニアシートです。15ヶ月頃から12歳頃まで、1台で長く使えます。
-
レンタル料金
3日間 5,808円/7日間 6,292円/30日間 6,710円(税込・2026年9月時点)
-
対象月齢
15ヶ月〜144ヶ月
-
重さ
5.3kg
-
耐荷重
36kg
無料貸出の期間で足りない・長めに借りたいなら
ステディR129 シートベルト式(ジョイー)
おすすめ理由
新生児から4歳頃まで、後ろ向き・前向きの両方に対応するチャイルドシートです。3日間から360日間まで幅広い期間で借りられます。
-
レンタル料金
3日間 5,082円/30日間 5,940円/360日間 13,200円(税込・2026年9月時点)
-
対象月齢
0ヶ月〜48ヶ月
-
重さ
7.6kg
-
取り付け方式
シートベルト式(後ろ向き・前向き両対応)
1台を長く使い続けたいなら
クルムーヴ ロング R129 エッグショック EA(コンビ)
おすすめ理由
新生児頃から10歳頃まで、チャイルドモードとジュニアモードを切り替えて長く使えるISOFIX対応モデルです。
-
レンタル料金
3日間 5,566円/30日間 16,390円/360日間 43,462円(税込・2026年9月時点)
-
対象月齢
0ヶ月〜120ヶ月
-
重さ
14.2kg
-
取り付け方式
ISOFIX
紹介した6台のスペック比較表
ここまで紹介した6台を、対象月齢・重さ・耐荷重・最短で借りられる期間の料金で並べました。
紹介した6台のスペックとレンタル料金(税込・2026年9月時点)
| 商品名(ブランド) |
対象月齢 |
重さ |
耐荷重 |
最短レンタル期間と料金 |
| マムズキャリー ブライト3(西松屋) |
0ヶ月〜12ヶ月 |
2.9kg |
13kg |
3日間 3,993円 |
| アイ ジュバ(ジョイー) |
0ヶ月〜12ヶ月(新生児2.5kg〜) |
2.85kg |
13kg |
3日間 4,356円 |
| フォームフィットISOFIX セーフティープラス AB(アップリカ) |
1歳〜10歳 |
13.2kg |
商品ページに記載なし |
3日間 4,598円 |
| エレベート R129(ジョイー) |
15ヶ月〜144ヶ月 |
5.3kg |
36kg |
3日間 5,808円 |
| ステディR129(ジョイー) |
0ヶ月〜48ヶ月 |
7.6kg |
18kg |
3日間 5,082円 |
| クルムーヴ ロング R129 エッグショック EA(コンビ) |
0ヶ月〜120ヶ月 |
14.2kg |
18kg |
3日間 5,566円 |
料金はすべて税込・2026年9月時点のものです。在庫の状況によって、選べる期間は変わります。
対象月齢・重さ・耐荷重は各商品ページの記載をそのまま載せています。記載のない項目は、その旨を記しました。
失敗しないチャイルドシートレンタルの選び方
無料貸出でも宅配レンタルでも、次のポイントを確認しておくと「車に付かない」「子どもに合わない」といった失敗を防げます。
取り付け方式と車の適合で選ぶ
チャイルドシートの取り付けには、ISOFIX(固定金具)式とシートベルト式があります。ISOFIXは対応する車にしか付けられないため、祖父母の車やレンタカーなど取り付ける車が決まっていないときは、多くの車に付けやすいシートベルト式が無難です。借りる前に、取り付ける車がISOFIXに対応しているかを確認しておきましょう。
月齢・体重で選ぶ
新生児には後ろ向きで使えるベビーシートや乳幼児兼用、首がすわった後はその子の体重に合うもの、4歳ごろからはジュニアシートと、月齢・体重で適したタイプが変わります。借りる期間の間に成長で合わなくならないか、対象の月齢・体重も確認しておくと安心です。
使う期間で選ぶ
数日だけなら3日・1週間プラン、里帰りで長めに使うなら1ヶ月プランなど、使う日数に合わせて選ぶとムダがありません。長く借りるほど1日あたりは安くなります。予定が延びそうなら、延長できるかも確認しておきましょう。
申し込み前のチェックリスト
- 住んでいる地域の協会・自治体に無料貸出があるか(会員条件・在庫・期間)
- 無料貸出の期間で足りるか(足りなければ宅配レンタルを検討)
- 取り付ける車がISOFIX対応か、シートベルト式が必要か
- 子どもの月齢・体重に合うタイプか(ベビーシート/乳幼児兼用/ジュニア)
- 使う日(帰省・退院など)に間に合う受け取り・発送か
チャイルドシートのレンタルと警察の貸出でよくある質問
Q
警察署に行けば、その場でチャイルドシートを借りられますか?
A
いいえ、警察署そのものでは基本的に貸し出していません。無料で借りられる場合は、その地域の交通安全協会や一部の自治体が窓口です。まずは「◯◯県 交通安全協会 チャイルドシート 貸出」で実施の有無を確認してみてください。
Q
無料で借りられるのは、どんな人ですか?
A
交通安全協会の貸出は会員向けが中心で、自治体の場合はその市区町村に住んでいる人が対象になることが多いです。いずれも地域によって実施状況が異なり、台数や期間にも限りがあります。条件が合わないときは、全国対応の宅配レンタルが確実です。
Q
1日や数日だけ借りたいときは、どうすればいいですか?
A
交通安全協会の貸出は2週間〜1ヶ月単位が多く、数日だけの利用には向きません。数日だけなら、3日・1週間といった短期プランがある宅配レンタルが便利です。帰省や旅行の日程に合わせて、必要な日数だけ借りられます。
Q
実家やレンタカーの車に取り付けられますか?
A
取り付ける車によります。ISOFIX対応車ならISOFIX式、そうでなければシートベルト式が無難です。取り付ける車が決まっていない・複数の車で使うなら、多くの車に付けやすいシートベルト式を選んでおくと安心です。
このページのまとめ
チャイルドシートは、住んでいる地域に無料貸出があれば試す価値がありますが、条件が合わなければ宅配レンタルが確実です。
- 警察署そのものは基本的に貸し出していません
- 無料貸出の窓口は交通安全協会と一部の自治体です
- 地域差・在庫・期間の制約があるので事前確認を
- 紹介した6点は3,993円〜43,462円です(税込)
- 価格と在庫は各商品ページの表示が最新です
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