ジュニアシートはいつからいつまで使える?条件と種類の違い
「チャイルドシートの肩ベルトが、きつそうに見えてきた」「旅行でレンタカーに乗るので、ジュニアシートを用意したい」。
幼稚園や小学校に上がるころは、こうした場面で次の座席を考え始める時期です。種類も時期の目安もいくつもあり、どれが合うのか迷いやすいものです。
ジュニアシートは、チャイルドシートのハーネスではなく、車のシートベルトで体を留める座席です。使える時期は年齢ではなく、機種ごとに公式で決まっている身長(機種によっては体重も)の範囲で決まります。目安は、使い始めが身長100cm(機種によって125cm)、卒業が身長150cmです。6歳未満は使用義務があります。違いと時期、選び方から、旅行で短期だけ借りるときのことまで順にまとめました。
この記事でわかること
- チャイルドシートとの違いと3つのタイプ
- いつから・いつまで使うか
- おすすめ5選と、短期で借りるときの料金
ジュニアシートとは?チャイルドシートとの違いと3つのタイプ
違いは体を何で留めるかにあり、形の違いから3つのタイプに分けられます。
ハーネスで留めるチャイルドシート、車のシートベルトで留めるジュニアシート
幼児用のチャイルドシートは本体のハーネスで、ジュニアシートは車のシートベルトで体を留めます。
背もたれ付きと、座面だけのブースターの違い
ジュニアシートには、背もたれ付きと座面だけのブースターがあります。国土交通省の資料では「汎用ブースタークッション」と区分されます。
出典: 国土交通省「チャイルドシートコーナー」(2026年10月確認)
座面だけで使える身長は機種で違い、ジュニアプラス ネクストは身長135〜150cmです(公式)。座面だけで使いたいときは、下限を先に確かめてください。
ハーネスからシートベルトに切り替える、チャイルド&ジュニアシート
1台で、ハーネスの時期からシートベルトの時期まで使うタイプです。エレベートR129は、ハーネスモードが身長76〜105cm、ブースターモードが100〜150cmです(公式)。
切り替えは、範囲が重なるあいだに取扱説明書の方法で行います。公式に「ブースターモードからハーネスモードへの変換は不可」とあります。
3つのタイプの違いがひと目で分かる表
身長を測り、左の列から近い状況を選んでみてください。
ジュニアシートはいつから?身長100cm・体重15kgなど公式の条件
今のチャイルドシートの上限と、次の機種の下限を両方確かめると選びやすくなります。
目安は、ハーネスがきつくなる身長100cmのころ
JAF「子どもに合ったチャイルドシートを知ろう」より
子どもの身長が100cmを超えるころになると、チャイルドシートのハーネスがきつくなってきたり、頭がはみ出すようになってきたり。そうなったら、ジュニアシートへの交換時期です。
出典: JAF「子どもに合ったチャイルドシートを知ろう」(2026年10月確認)
年齢の目安に届く前に、身長か体重が先に条件に届くことがあります。成長には個人差があるため、身長と体重を測ってから比べてくださいね。
機種ごとの下限は、身長100cmの機種と125cmの機種がある
5台の公式の下限は次のとおりです。
- ジュニアプラス ネクスト・ハイバックジュニア ライト:身長100cm(3歳半ごろから)
- ソリューション G2・エレベートR129のブースターモード:身長100cm・体重15kg
- ジョイトリップ ブースター plus BA:身長125cm(6歳ごろから)
ジュニアシートはいつまで?6歳未満の使用義務と身長150cm
使用義務は6歳未満までですが、その後もシートベルトが体に合うまでは使います。
6歳未満は、道路交通法で使用が決められている
警察庁「子供を守るチャイルドシート」より
自動車の運転者は、チャイルドシートを使用しない6歳未満の幼児を乗せて、運転してはならないことが決められています(道路交通法第71条の3第3項)。
出典: 警察庁「子供を守るチャイルドシート」(2026年10月確認)
ジュニアシートもこの「チャイルドシート」に含まれます。国土交通省も、6歳未満の幼児には基準に適合したものが必須と答えています。法律には、病気などの例外の定めもあります。
出典: 国土交通省「チャイルドシートコーナー」(2026年10月確認)
6歳を過ぎても、シートベルトが体に合うまでは使う
卒業の目安は身長150cm、5台の上限もすべて150cm
JAFの目安は、身長150cmになるまでです。5台も、公式の身長の上限はすべて150cmです。体重の上限は、ソリューション G2が50kg、エレベートR129のブースターモードが36kgです。
6歳を過ぎて使う機種は、6歳で使えるチャイルドシートの商品一覧でも探せます。
ジュニアシートのおすすめ5選|背もたれと取り付け方で選ぶ
比較表で全体を見てから、使う車と期間で選べます。車にISOFIXの金具があるか分からないときは、先に次の章の確かめ方を見てください。
5台の背もたれ・身長・取り付け方とレンタル料金の比較表
| 機種 |
背もたれ |
公式の身長(体重) |
取り付け方 |
本体の重さ |
3日間(税込) |
30日間(税込) |
| ジュニアプラス ネクスト |
付き・座面だけも可 |
100〜150cm(座面だけは135cmから) |
車のシートベルト |
3.2kg(座面だけ1.7kg) |
5,659円〜 |
7,170円〜 |
| ハイバックジュニア ライト |
付き |
100〜150cm |
車の3点式シートベルト |
3.0kg |
6,506円〜 |
9,630円〜 |
| ソリューション G2 |
付き |
100〜150cm(15〜50kg) |
シートベルト+ISOFIX |
5.8kg |
8,820円〜(新品) |
14,470円〜 |
| ジョイトリップ ブースター plus BA |
付き・外せる |
125〜150cm |
ISOFIX |
2.4kg(背もたれ装着時) |
6,616円〜 |
7,500円〜 |
| エレベートR129 |
付き |
ハーネス76〜105cm(9〜21.5kg)/ブースター100〜150cm(15〜36kg) |
車のシートベルト |
5.3kg |
7,485円〜 |
8,410円〜 |
※背もたれ・身長・体重・重さ・取り付け方は、各メーカーの公式サイト(ジョイーはカトージ)の記載です。サイベックスは英語表記の訳です。体重は、公式に記載がある機種だけ載せています。
※税込・2026年10月時点・往復送料別です。料金は、借りられる選択肢のうち最も安い料金で、主にリユース品の料金です。新品・カラーによって料金と在庫が異なります。(新品)は、最短7営業日発送の新品の料金です。
豆知識: リユース品が少ない2機種は、選べないことがあります
ハイバックジュニア ライトはリユース品だけで、数も少なめです(2026年10月時点)。選べないときは、ジュニアプラス ネクストが代わりの候補です。ソリューション G2もリユース品が少なく、無いときは新品(最短7営業日発送)の30日間15,778円〜です。
背もたれ付きを車のシートベルトで使い、身長135cmからは座面だけにもできる
ジュニアプラス ネクスト(グレコ)
おすすめ理由
背もたれ付きと座面だけを、1台で使い分けたいときの候補です。5台のなかでは、30日間の料金が最も低い機種です。シートベルトを通す位置が分かるベルトガイドが付いています。
-
レンタル料金(税込)
30日間 7,170円〜(2026年11月時点)
-
特徴
車のシートベルトで使う/本体3.2kg/R129適合
-
対象月齢/タイプ
身長100〜150cm(3歳半ごろ〜12歳ごろ)/座面だけは135cmから
3.0kgの背もたれ付きを、3点式シートベルトで付けるなら
ハイバックジュニア ライト R129 ジュニアシート(リーマン)
おすすめ理由
祖父母の車にも付け替えるご家庭に合います。車の3点式シートベルトで本体を固定します。リユース品だけの機種で、選べないときはジュニアプラス ネクストが代わりの候補です。
-
レンタル料金(税込)
30日間 9,630円〜(2026年10月時点)
-
特徴
3点式シートベルトで固定/本体3.0kg/R129適合
-
対象月齢/タイプ
身長100〜150cm(3歳半ごろ〜12歳ごろ)/背もたれ付き
ISOFIXでも、シートベルトだけでも付けられるジュニアシート
ソリューション G2 ジュニアシート(サイベックス)
おすすめ理由
自宅の車はISOFIX、実家の車は金具なし、というご家庭に合います。金具が無い車では、3点式シートベルトだけで取り付けます。5台のなかでは、30日間の料金が最も高い機種です。
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レンタル料金(税込)
30日間 14,470円〜(2026年10月時点)
-
特徴
シートベルト+ISOFIX/本体5.8kg/カバーは洗濯機で洗える(30℃)
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対象月齢/タイプ
3歳〜12歳ごろ(身長100〜150cm・15〜50kg)/背もたれ付き
身長125cmから、ISOFIXで付けて背もたれを外せるタイプ
ジョイトリップ ブースター plus BA (Amazon先行販売品) ジュニアシート(コンビ)
おすすめ理由
身長125cmを超え、ISOFIXの金具がある車で使うなら、この機種です。背もたれを付けた状態では、5台のなかで最も軽い2.4kg(ドリンクホルダー含まず)です。身長125cmに届くまでは使えません。公式ページはISOFIXで固定するシートとして案内しており、金具の無い車での使い方の記載はありません。金具の無い車では、シートベルトで付ける機種を選んでください。ISOFIXのコネクターは、本体と別の部品です。レンタル品に付くかは、公式LINEでお問い合わせください。背もたれを外したときの対象身長は、取扱説明書で確かめてください。
-
レンタル料金(税込)
30日間 7,500円〜(2026年10月時点)
-
特徴
ISOFIXで固定/本体2.4kg(背もたれ装着時・ドリンクホルダー含まず)/R129適合
-
対象月齢/タイプ
6歳ごろ〜12歳ごろ(身長125〜150cm)/背もたれ付き
ハーネスの時期から、同じ1台でブースターまで使うなら
エレベートR129 ジュニアシート(ジョイー)
おすすめ理由
身長100cmに届く前から使い始めたいときの候補です。目安で15か月ごろから使えるのは、5台でこの機種だけです。身長76cm・体重9kgに届く前(目安で15か月ごろより前)は使えません。
-
レンタル料金(税込)
30日間 8,410円〜(2026年10月時点)
-
特徴
車のシートベルトで取り付け/本体5.3kg/R129適合
-
対象月齢/タイプ
ハーネスモード 身長76〜105cm/ブースターモード 身長100〜150cm(目安は15か月ごろ〜12歳ごろ)
ISOFIXとシートベルト、車に合う取り付け方
付けられる機種は車の金具で変わるため、使う車を先に決めておくと選びやすくなります。
ISOFIXで付けるには、車に金具が要る
ISOFIXは、車の座席にある専用の金具にシートをつなぐ方法です。国土交通省は、金具が無い車にはシートベルトで付けるものを使うよう案内しています。消費者庁は、誤使用の少ないISOFIX固定方式を使うよう呼びかけています。
出典: 国土交通省「チャイルドシートコーナー」・消費者庁「Vol.653 より安全なチャイルドシートの使用を!」(2026年10月確認)
5台では、ジョイトリップ ブースター plus BAがISOFIXで付けます。ソリューション G2はISOFIXとシートベルトで付け、金具が無い車ではシートベルトだけで付けます。ほかの3台は車のシートベルトで付けます。
ISOFIXで何を固定するかは機種で違います。ジュニアシート(ブースター)として使うときは、体はどれも車のシートベルトで留めます。
金具がある車は、ISOFIXで付けるチャイルドシートの商品一覧から探せます。金具が無い車やレンタカーなら、シートベルト式チャイルドシートの商品一覧が合います。
実家の車やレンタカーで使うときに確かめること
借りる前に、次の3つを確かめておくと選びやすくなります。
- ISOFIXの金具:自分の車は車の取扱説明書で、レンタカーは予約のときにレンタカー会社へ確かめます
- 付けられる車か:取り付けできる座席や車種は、メーカーの公式サイトの案内で確かめます(たとえばグレコ・コンビ・カトージ)
- 付ける座席:国土交通省のQ&Aは、メーカーの注意事項に従うよう答え、エアバッグの危険から後部座席を推奨しています
R129とR44の違いと、安全基準の表示
今の安全基準はR129で、以前の基準のR44の機種も見かけます。
R129は身長で区分、5台はいずれもR129適合
R44の機種を選ぶときに知っておきたいこと
R44は、2014年の国土交通省の発表では当分の間有効とされていました。その後、2023年9月1日以降は、R44認可の機種は製造できなくなっています。
出典: 国土交通省「年少者用補助乗車装置に係る新協定規則の採用について」・国土交通省「CRSに関する基準を考慮した試験方法・評価方法の作成等について」(2026年10月確認)
この決まりは製造についてのものです。R44の機種を使うときも、取扱説明書の範囲内で使います。
旅行や帰省で短期だけ借りる?購入とレンタルの比べ方
旅行や帰省だけなら、使う日数に合わせて借りる方法もあります。
5台の期間ごとのレンタル料金
| 機種 |
3日間 |
7日間 |
30日間 |
90日間 |
| ジュニアプラス ネクスト |
5,659円〜 |
6,121円〜 |
7,170円〜 |
8,960円〜 |
| ハイバックジュニア ライト |
6,506円〜 |
7,671円〜 |
9,630円〜 |
11,091円〜 |
| ソリューション G2 |
8,820円〜(新品) |
10,151円〜(新品) |
14,470円〜 |
22,881円〜 |
| ジョイトリップ ブースター plus BA |
6,616円〜 |
7,033円〜 |
7,500円〜 |
9,810円〜 |
| エレベートR129 |
7,485円〜 |
7,980円〜 |
8,410円〜 |
10,050円〜 |
※条件は比較表と同じです。(新品)は、最短7営業日発送の新品の料金です。
90日間より長く使うときは、延長で調整します。延長は返却予定日の前日までの手続きで、別料金です。予約状況によりお断りすることもあるため、使う見込みの期間で選んでください。
短期で借りるときの届け先と日数の数え方
- 日数:届いた日を0日目と数え、3日間なら届いた日の3日後が返却予定日です
- 届く日:注文時に、最大180日先まで指定できます
- 届け先:里帰り先や宿泊先、佐川急便の営業所留めも選べます。旅館やホテルは、事前に施設へ伝えておいてください
- 届けられない場所:空港、沖縄および一部離島、海外
- 返却:返却予定日までに佐川急便へ渡します。里帰り先からも返せ、届いたダンボールと梱包材を使えます
- 送料:往復送料は別で、カートでお届け先を入れると確認できます
発送日は新品とリユース品で異なります。商品ページの記載は「午前10時までのご注文で最短 当日発送」で、地域や天候で変わります。新品は「※最短7営業日発送」で、遅れやキャンセル(全額返金)の場合もあります。旅行の日が決まっているときは、選ぶ種類の発送日を商品ページで確かめてから届く日を指定してください。
リユース品は、返却後にスタッフが状態を確かめ、清掃・除菌・動作確認をしています。布製パーツが外せる商品は外して洗濯します。小さなスレや日焼けなど、使用に問題ない範囲の使用感がある場合があります。使用に影響する破損がある商品は出荷しません。
付属品や取扱説明書は、付くとは限りません。商品ページで確かめ、記載が無い項目は公式LINEでお問い合わせください。
利用シーン例: 帰省のあいだ、祖父母の車に付けたい
里帰り先にも届けられます。ジュニアプラス ネクストなら、3日間5,417円〜です(税込・2026年10月時点・往復送料別)。往復送料は、商品をカートに入れてお届け先を入れると確認できます。
購入が合うご家庭、レンタルが合うご家庭
- 購入が合うご家庭:下の子にも使う/毎日長く使う/保管場所がある
- レンタルが合うご家庭:旅行や帰省で短期だけ使う/替える時期にまず試したい/使い終えたら保管しない
毎日長く使うなら、メーカー公式サイトや販売店の価格とも見比べてください。
気に入れば購入もできます。購入金額は機種・新品かリユース品か・レンタル期間で変わり、メーカーの価格との差額ではありません。金額は公式LINEでご案内します。
ジュニアシートとチャイルドシートのよくある質問
よくある9つの疑問です。
Q
ジュニアシートとチャイルドシートは何が違いますか?
A
チャイルドシートはハーネスで、ジュニアシートは車のシートベルトで体を留めます。
Q
チャイルドシートからジュニアシートに替えるのは何歳ごろですか?
A
年齢より身長と体重で決め、JAFの目安は身長100cmを超えるころです。
Q
背もたれのない座面だけのブースターは、何cmから使えますか?
A
機種ごとに違い、ジュニアプラス ネクストは公式で身長135cmからです。
Q
ジュニアシートは何歳・何cmまで使いますか?
A
6歳未満は使用義務があり、その後もシートベルトが体に合うまで使います。JAFの目安は身長150cmまでです。
Q
チャイルドシートとジュニアシートを1台で使える商品はありますか?
Q
ジュニアシートを助手席に付けてもいいですか?
A
国土交通省のQ&Aは、メーカーの注意事項に従って使うよう答え、エアバッグの危険から後部座席を推奨しています。
Q
レンタカーや実家の車でも使えますか?
A
金具が無い車では、車のシートベルトで付ける機種を選びます。5台ではジュニアプラス ネクスト・ハイバックジュニア ライト・ソリューション G2・エレベートR129です。レンタカーの金具の有無は、予約のときにレンタカー会社へ確かめてください。
Q
リユース品はどんな状態で届きますか?
A
清掃・除菌・動作確認をしてから届きます。小さなスレなど、使用に問題ない範囲の使用感がある場合があります。
Q
借りている途中で延長や購入はできますか?
A
できます。延長は別料金で、予約状況によりお断りすることもあります。購入金額は公式LINEでご案内します。
まとめ|ジュニアシートは身長と取り付け方で、チャイルドシートの次を選ぶ
使い始めは身長100cm(機種によって125cm)、卒業の目安は身長150cmです。6歳未満は使用義務があり、6歳を過ぎても体格に合うまで使います。
・今から背もたれ付きを用意するなら(135cmからは座面だけも可)、ジュニアプラス ネクスト
・ISOFIXの車と金具の無い車の両方なら、ソリューション G2
・身長125cmを超え、ISOFIXで付けるなら、ジョイトリップ ブースター plus BA
・身長100cmに届く前から使うなら、エレベートR129
まず身長と体重を測り、使う車の金具を確かめてから選んでみてくださいね。
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